授乳は3時間おき

我が子が便秘気味なので病院へ行った。こんな鬼のような暑さのなか我が子を連れて病院へ行くのは身の危険もありうるし、便秘の診察ならそんなに時間もかからんだろうってことで、半休を取って僕の運転で病院へ行った。噂には聞いていたけれど、とても親身で頼りになる先生だった。ご自身も子育てをしてるってことで、それだけでも信用度は上がるよね。
診察して終わりかと思っていたらそうは問屋がアレなわけで、診察して、体重はかって、服を脱いで体重はかって、レントゲンを撮って、診察して、浣腸して、浣腸が効くまでうろうろして、効いたら看護師さんに委ねてお尻を大噴火させて、体重はかって、授乳して、体重はかって、診察して、今後についての説明を受けてようやく終了。さっさと終わるもんだと思っていたのに会計をしたのがお昼過ぎ。とてもしっかりと診てくれる病院なんだな。
で、先生に言われたのは飲ませている母乳の量が少ないということ。今でも妻が頑張って母乳とミルクをあげてるんだけど、少ないんだって。先生から提案されたのは、最低でも1日に740mlだか760mlは必要なので、0時、3時、6時、9時、12時、15時、18時、21時にそれぞれ100mlの母乳をあげること。3時間おきだって。それでは妻も我が子も辛かろう。我が子は21時頃には寝かしつけてるんだけど、それを起こしてまで飲ませる必要があるみたいで。最近は寝たら朝まで起きないのよ。なので親孝行のいい子だなと思ってたんだけど、起こさないとならないみたい。我が子もそうなんだけど、それよりも夫としてはいつも頑張ってくれている妻が心配ということもあってね、先生に聞いたのよ、母乳じゃなくてミルクでもいいんですか?と。そしたらミルクでもいいって言うんで、3時のミルクは僕があげることにした。そしたら先生は、そうですね、お任せできるところはお任せしちゃいましょうと。なので今夜からは3時に起きてミルクをあげることになった。僕は眠りが浅い方だし、もともと4時とか5時くらいに起きてるし、我が子と同じ部屋に寝るようになってからは声がするたびに起きてるし、なので特に問題無いの。なんなら0時も僕がミルクをあげようかなと思っている。いやー、自分で会社やっててよかったよ。勤め人だったらこうは行かないと思うもの。仕事に支障が無い程度にちょいちょい昼寝すれば大丈夫だからな。
っつーことで、早起き頑張んべ。

お母さんは大変

昨晩、家事をこなす妻の後ろ姿を見て違和感を感じた。注意して見てみると、短パンの腰のあたりから紐が出ているじゃないか。なるほど、短パンを後ろ前にはいているんだなと。「ねぇ、短パン前後逆にはいてるよ。」と伝えると、「そんなのどうでもいい」だか「構ってられん」的な返事をされた。まぁそうかもしれないな。お母さんは大変だもんな。
で、今後僕が仕事から帰ってくるのが遅くなることを想定して、昨日は我が子をひとりでお風呂に入れる練習をした。妻が。僕には手を出してくれるなよとのことで、ドアの隙間からあたたかく見守ることにした。まずは自分のお風呂を先に済ませる必要があるので、洗面所においた椅子的でありベッド的でもあるものに我が子を寝かせ、自分はお風呂に入ると。お風呂のドアを閉めた瞬間に我が子は泣き出したけど、妻はお風呂のなかからずっと声をかけ続けている。「ここにいるよー!」と。その声を聞いて我が子は泣き止むことは無かったけれど、髪の毛を洗おうが身体を洗おうが、何をしていてもずっと声をかけ続けている妻は凄いなと思った。で、洗えたんだか洗えてないんだか分からんような状態で洗面所に出てきて、我が子の服を脱がせ、風呂に入り、今度は子供の身体を洗い始めた。ここまでくればもう大丈夫かなってことで僕も少し安心。泣き止んだし。で、我が子とともにお風呂から出てきて、我が子の全身をタオルでふいて、おむつをつけて、身体にオイルを塗って、服を着させた。自分の髪はタオルでふいただけなのかな?おそらくはドライヤーなんて使ってるヒマは無かっただろうと思う。そのままソファーまで連れて行って授乳を始めた。授乳をするときも、寝かせるときも、とにかく何をするときも妻は子供に声をかけ続ける。「そうかそうか~!」とか「すごいねぇ!」なんて声をかけている。僕は他の女性との間に子供を授かったことは無いから分からないけれど、おそらくはうちの妻は凄い人なんだろうなと思っている。本人は否定するだろうけど、子育てに向いている人なんだと思う。向いている部分もあるし、本人の努力もあるんだろうし。凄いなと思って見ている。
で、お友達から出産祝いとしていただいたバスローブを洗濯してたから、きっと今夜から使うことになるんだろうね。全てのことを子供優先でおこなうことになるからさ、濡れたまま羽織ればいいだけのバスローブって便利なんだろうね。高貴な方々が使うものだと思っていたけれど、子育てにはとても重宝するものみたい。ありがとう、お友達!

っつーことで、僕もいろいろ覚えないと。妻がいなくても何でもできるようにならないと。取り急ぎはご飯と掃除と洗濯とゴミ捨てと夜中のオムツ換えは僕の仕事だな。

初めての我が家

この週末、我が子を初めて自宅に連れてきた。本格的に自宅にやってくる前にシミュレーションをしておきたいと思えたので、妻と我が子が土曜日から日曜日にかけて一泊した。初めてチャイルドシートに乗ったり、お風呂に入ったり、初めてのベビーカーだったり、初めてのお布団だったり、ソファーの上でおむつ替えをしてみたり、そしてこれは僕にとっての初めてだったけれど、僕ひとりで面倒をみるという所謂「ワンオペ」をしてみたりと、たくさんの「初めて」を経験することができた。何をするにも時間に余裕を持たせておけば大丈夫だということが分かったことも収穫かな。神社にもご挨拶できたし良かった。
課題だなと思えたのは、ソファーや布団の上でのおむつ替えはやはり厳しいなということ。腰が痛くなる。これ以上部屋が狭くなるのは避けたいので購入を躊躇しているけれど、やはりおむつ換え用の台はあった方がいいのかもしれないなと思えている。これから何百回と換えることになるのだろうから、そう考えると、あってもいいのかなと。それと洗濯物も気になる。これから洗濯物の量も増えるだろうし、回数も増えると思う。となるとそれをどこに干すのかということが気にかかる。あらかじめ洗濯物を干すための紐(?)は買ってあるので、これを部屋のどこかに引っかけて、そこに干すことになるのかな。家具のレイアウトについても難ありだけど、それは我が子がもう少し大きくなってからでもいいかなと。次の土曜日には子育てを考慮したうえで買い換えを決断したダイニングテーブルが届くので、まずはそれからだなと。退院後の体調がイマイチのなか、今使ってるダイニングテーブルをどうやってゴミ置き場まで運ぶのかの方が課題としては直近だからな。手術の後遺症で微熱も続き、左肩も上がらないなか、どうすんのか。まぁ一旦解体して、パーツをひとつひとつ運んでいくのがベストだろうなとは思っている。

僕の家と妻の実家とを無事に往復できたことで、我が子を僕の実家へ連れていくこともできそうだなと思えた。安西家の面々とは出産直後に病院で対面しただけなので、おそらくは、楽しみにしているものと思う。とはいえ僕の体調もあるし、週末はとにかく忙しくしているので、それとの相談になるけどな。