愛称

通勤時には毎朝同じ時間の同じ車両の同じドアから電車に乗っている。そうなると自然と周りの面々もほぼほぼ変わりは無いわけで、知らん人ながらも顔見知りのような関係になる。で、今日気づいたのは、そんな彼らに対して僕が勝手に愛称を付けているということ。付けようと思って付けたのでは無く、知らん間に頭が勝手にやっていた。失礼な話だよな。で、その愛称ってのは、たとえば「マッチョ」とか「大股くん」とか「お金持ち」とか「タバコ野郎」とか。マッチョってのは暑かろうが寒かろうがいつも稲葉(B’z)ばりのデニムの短パンを履いていて、脚の筋肉が半端無く凄い人のこと。しかもロン毛のストレート。いつも僕よりも先に降りて歩いて行くので男性だか女性だか分からなくてどっちなんだろうと思っていたけれど、先日たまたまコンビニで一緒になったのでチラっと見てみたら女性だった。ボディービルでもやってるのかな。大股くんってのはその名の通り大股で歩いている男性のこと。大股すぎて歩くたびに頭(腰から上)が少し下がるので目立つのよ。お金持ちはヴィトンのバッグをいくつも持っている女性のこと。見るたびに違うの持ってる。好きなんだろうね。タバコ野郎は改札から出るなり歩きタバコをする中年男性。ほんっと腹立つと思っていていつか注意してやろうと思ってたんだけど、最近電子タバコに変えたからほとんど臭いがしなくなった。助かったなこのやろうと思っている。で、僕が周りの方々に愛称を付けているのだから、周りの方々も僕のことを愛称で呼んでいる可能性はあるだろうなと。「邪魔」とか「マッチ棒」とか呼ばれてるんだろうか。シンプルに「クソジジイ」だったらやだなと。