歩道の歩き方

最寄駅から事務所に向かう際にたまに通る歩道がある。コンビニに用事があったり、銀行のATMに行く際に使う道だ。その歩道は横幅が約2~3mほどで、申し合わせたわけでも無いのに、皆が歩道の左側を歩いているのがいつも気になっていた。「もしかするとこの道だけかもしれないな…」と思い、他の歩道ではみんなどうしてるのかなと意識して歩いてみたけれど、やはり左側を歩いている人が多いんだよね。これってどうしてだろうかと。「どうして」というのは、幼いころに「車と自転車は左側通行、歩行車は右側通行。」としつこいほどに叩きこまれたからで、その理屈(というか道交法)によると、人は歩道の右側を歩かないといけないことになる。この人たちは毎朝のように道交法に違反してんのか?と。ってことで調べてみたら、歩道はどこを歩いてもいいみたい。道交法で定められているのは車道であって、歩道はそれには含まれないみたいだ。ってことで、歩道での左側通行は違反でも何でも無いことは分かったけれど、ではどうして多くの人が当たり前のように左側を歩くのかなってところが疑問でね。道交法では道路の右側を歩くよう定められているのだから、それに慣れていてもおかしくないと思うのよ。いつも道路の右側を歩いてるんなら、歩道でも右側を歩きそうなもんじゃんか。左側通行は車と自転車だから、歩くよりもそっちの方が慣れてんのかな?なんてことを思いつつハッと気づいたのは、そんなことを考えてる僕ですら、歩道の左側を歩くことが多いってこと。僕の場合は周りの歩行者の流れに合わせて結果として左側通行になっていることがほとんどだけど、もしかするとアレかなと。心臓が左側についてるから、本能としてそれを守りたいがために、心臓の位置を他者よりも少しでも遠ざけたいがために左側を歩くのかな?なんてことも思ったけど、考えすぎだろうか。ってことで、伸びも無い話なのでこれでおわり。