驚いたこと(第一位)

先週の金曜日から続けてきた「驚いたこと」シリーズ、今日でいよいよ完結。霊界から見せていただいたもののなかで、僕が一番驚いたもの。怖い話では無いから。

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■光の柱
うろ覚えだけど、あの頃、K講の仲間であるY君のご自宅で、あまりよろしく無い現象が起きていたんだと思う。僕の師でありK講の講元でもあるK先生がY君に依頼をされて霊視をしたところ、Y君のご自宅付近はかつて古戦場だったようで、ご自宅の裏にある山から落武者のような霊が何体も降りて来ていると。なのでその方向に向けて供養塔を立てて魂入れをすれば、その現象は収まるだろうと。で、どうせならK講のみんなで行って、魂入れの後にバーベキューもしようと、そんな話になった。
Y君宅に着くと、既にY君の手により供養塔が建てられていた。デカい石が鎮座していて、表面に文字が彫られていたことは覚えているけれど、どんな文字が彫られていたのかまでは覚えていない。そのまんま「供養塔」だったような気もするな。K先生が魂入れを始めると言うので、僕らはそこから少し離れたところ、30mくらいかな、それくらい離れたところからぼんやり見ていた。何らかの祝詞をあげていたK先生を見ていたら、なんだか先生が光ったような気がした。「ん?」と思ったけど、確かに、光っているというか先生の周りに白っぽくてドでかいオーラが見えたように思えた。すると、徐々に僕の霊視による焦点が定まってきたからだと思うけど、そのオーラは実は円柱状で、先生をすっぽりと覆っているだけでは無く、天に向かって伸びていることが分かった。天と地とを光の柱が貫いていて、その中心に先生が立っていた。驚いた。まるでUFOが乳牛をさらっていくときにUFOの底部から出す光線みたいだなと思った。魂入れが終わると同時に光の柱は消えたけれど、隣にいた友人が「見てた?雲が割れたんだよ。」と言った。すぐに空を見上げると、確かに、それまで空一面を覆っていた雲が十戒のように割れていた。あからさまに割れていた。その割れ目は、僕が霊視をした、天地を結ぶ光の柱が立っていた場所だった。僕は雲が割れていく様は見ていなかったけれど、要はこういうことだよね。「先生が魂入れを開始」→「光の柱が天地を貫く」→「雲が割れる」。もしくはこうか、「先生が魂入れを開始」→「雲が割れる」→「天から地に向かって光の柱が放出される」。どちらにしてもすげぇなと。マンガかよと。なんだろね、先生が起点となって光が放出されてその光に乗って未成仏霊たちが天に昇っていったのか、天が起点となって先生に向かって光が放出されてその場が浄化されたのか、どっちなんだろかと。とにかくまぁ、さっきも書いたけど、いずれにしても凄いものを見せていただいた。
これが今まで霊界から見せていただいたものなかで僕が一番驚いたもの。第一位。

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「スピリチュアル」と呼ばれる世界というか分野というか、そんなものをライフワークにしている人はたくさんいる。イタコさんだったり、霊視をしたり、ヒーリングをしたり、チャネリングをしたり。30代前半の頃は、僕も何かしらそんなことをしながら生きていくのかなと思っていた。実際に数年間はお金をいただいて霊視やヒーリングをさせていただいていたしな。「天職」とか「適職」とか言うけれど、なんつーか、僕は霊界の存在をみんなに知らせることが仕事なんだろうなと思えてな。この世に生まれてきた理由はいくつかあるけれど、そのうちのひとつが霊界の公報なんじゃないかと。子供の頃に毎晩金縛りにあったり、天気を変えられたり、幽霊を見たり、霊視をしたり、霊聴をしたり、低級霊に憑依をされたり、除霊をしたり、今回第一位から第三位まで書いたような経験をしたりしたのは、全てはそこに繋がるんじゃないのかなと。
あの世のことって、今を生きている僕たちにとって必要不可欠なことでは無いけれど、知っておいてもいいことだとは思う。知識として。それを知っているか否かで、今生での生き方が変わってくる人はいるだろうと思う。死に方については多くの人が変わってくるんじゃないかな。それを知らずにあの世へ戻ることもその人にとっての学びだし、学習の分野や速度は人それぞれだから悪いことだとは思わないけれど。

ってことで、三日間ありがとうございました。今回の日記に出てきたK先生や、前回の日記に出てきたCさんのことは、聞かれても教えるつもりは無いから。ご興味がある方もいらっしゃるだろうけど、ご縁があれば出会えると思う。