でっかいどう

この大型連休を利用して北海道に行ってきた。ざっくり言うと、女満別空港から知床半島へ入り、羅臼、野付半島、摩周湖、屈斜路湖、阿寒湖(太郎湖・次郎湖)、オンネトー、錦沼、釧路湿原(シラルトロ沼)、イオン釧路店をパトロールして、釧路空港から帰ってきた。4日間の旅。

この旅において学習したことを書くとだな、鹿とキツネはどこにでもいるんだなということ。森を歩くときには定期的に手を叩くこと。これは人間と熊とのお互いのためにね。そしてやけに獣臭がするなぁと思ったら本当に獣がいるから注意しようねということ。羅臼の海鮮丼は美味しかった。
反省したことは、観光地に行くときには知らない人から「写真撮っていただけますか?」と言われることを予め想定しておかないといけないということ。突発的な出来事に弱いので、渡されたカメラをそのまま妻にパスすること1回、「撮ってあげて。」と妻に託すこと2回。なんかこう、感じの悪い人だと思われたことだろう。まぁそれは否定しないんだけど、心の準備が必要なんだよね。

大型連休を使って旅行に行くだなんて、わざわざ人混みの中に入って行くようなものだから、愚の骨頂とまでは言わないけれど、近からず遠からずなものだと思っていた。でも昨年の夏に舌癌になったことで、思い出を作ることの大切さを理解した。あの世にもっていけるものは頭と身体に宿る記憶だけだから、その記憶をさ、今後も積み重ねて行ければと思っている次第。北海道にはまた行きたいな。