伝える

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「伝える」ことが下手な人が多い。歳を重ねている人ほど、その傾向にあるように感じる。

まず、自分と相手とは異なる思考を持っていることから理解しなければならない。となるとどうすべきか、答えは簡単で「起承転結を明確に、言葉(特に主語)を割愛することなく、小学生に伝えるような気持ちになって伝える」ことだと思う。口頭でも、メールでもそう。
大切なことほど、ゆっくり、落ち着いたトーンで話すと良いと思う。

目に見えない世界

20130823

「超常現象を科学で解明する!」みたいなテレビ番組を目にすることがあるけれど、『Newton』と『ムー』を愛読書としてきた僕から言わせれば、気持ちは分からなくも無いけれどナンセンスですよ、という感じ。見れば一発。体験すれば一発です。

結局のところは脳波なんだと思います。目に見えない世界ってのは目で見ようとするから見えない。額で見るのです。額で見るためには脳波が鍵になります。「ぼーっとしているとき」や「一心不乱に集中していると」なんてことを言いますが、それって言いかえると「脳波がアルファ波(シータ波のこともアリ)」になっている状態です。目で見ようと頑張っているときは、おそらくベータ波でしょうね。それだとダメ。
逆に言えば、このあたりの訓練をすれば霊能者や超能力者に近づけるとも言えると思うのですが、けっこう危険なので面白半分にはやらない方がいいと思います。真面目にやらないとダメ。慣れないうちは「正しいもの」と「正しく無いもの」、「悪意のあるもの」と「悪意の無いもの」との判断がつかないと思うので危険ということです。まぁ、焦らずゆっくりやるのが一番ですな。

話がズレたけどまぁいいや。

飲みニケーション

20130822

僕がまだ若かった頃には「飲みニケーション」なるものが存在した。多くの場合は仕事上、部署の皆やクライアントさんたちと交流を深めましょうという趣旨のもとに行われる飲み会のことを指している。「まぁまぁ部長、おーっとっと…」みたいなアレである。僕はそれがイヤで「サラリーマン」と呼ばれる職種としての就職をしなかったわけだけれど、自営業として生きている今、飲みニケーションが如何に大切かを知っている。
結局のところ、集団で何らかの目標を達成するためには技術や知識だけではなく「仲が良いこと」が最重要な要素となると思う。言い換えると「チームプレー」というやつか。昨今、仕事の依頼はメールや電話だけで行われることが多くなっていると思う。電話ならまだしもメールだけでしかコミュニケーションが図れないとなると、意思の疎通は格段に取りにくくなる。相手の顔が見えないことがその原因の多くを占めているのだろうなと思う。少し怖い印象を抱いていたクライアントさんとたった一度飲みに行っただけなのに、翌日からはとてもスムーズに案件が進行することになったということを何回か経験したことがある。
「顔を合わせる」「雑談をする」ということが如何に大切かを実体験として知ることとなった。カウンセリングの勉強を通して「人間は第一印象(見た目)で7割が決定する」ということを学んだが、それもなかなか間違っていないと思える。

飲みニケーションに積極的では無い僕が言えたことでは無いけれど、この国の未来は大丈夫だろうかと、昨今の「飲みニケーション事情」に思ってしまうのです。