飲みニケーション

20130822

僕がまだ若かった頃には「飲みニケーション」なるものが存在した。多くの場合は仕事上、部署の皆やクライアントさんたちと交流を深めましょうという趣旨のもとに行われる飲み会のことを指している。「まぁまぁ部長、おーっとっと…」みたいなアレである。僕はそれがイヤで「サラリーマン」と呼ばれる職種としての就職をしなかったわけだけれど、自営業として生きている今、飲みニケーションが如何に大切かを知っている。
結局のところ、集団で何らかの目標を達成するためには技術や知識だけではなく「仲が良いこと」が最重要な要素となると思う。言い換えると「チームプレー」というやつか。昨今、仕事の依頼はメールや電話だけで行われることが多くなっていると思う。電話ならまだしもメールだけでしかコミュニケーションが図れないとなると、意思の疎通は格段に取りにくくなる。相手の顔が見えないことがその原因の多くを占めているのだろうなと思う。少し怖い印象を抱いていたクライアントさんとたった一度飲みに行っただけなのに、翌日からはとてもスムーズに案件が進行することになったということを何回か経験したことがある。
「顔を合わせる」「雑談をする」ということが如何に大切かを実体験として知ることとなった。カウンセリングの勉強を通して「人間は第一印象(見た目)で7割が決定する」ということを学んだが、それもなかなか間違っていないと思える。

飲みニケーションに積極的では無い僕が言えたことでは無いけれど、この国の未来は大丈夫だろうかと、昨今の「飲みニケーション事情」に思ってしまうのです。

貸ギャラリー

20130816

以前から公言していることですが、近い将来、貸ギャラリーの運営をしたいと思っているのです。正直なところ儲けが出るようなものだとは思えないのですが、ライフワークと言うか僕の癒しと言うか楽しみと言うか、お金以外のものをそこから得られると思うのです。
借りてくれるお客様のことを第一に考えるのであれば、原宿、新宿御苑、表参道あたりを考えています。自分の楽しみ優先であれば、場所は二の次として、古民家を改造したような建物を借りる(買う?)ことができればと思っています。
昨日、そのことを弊社の税理士さんにお伝えしたところ、予想通りの答えが返ってきました。いいのです、儲けは考えていないのです。マイナスも考えていないけれど。

貸ギャラリーの運営ができるか否かは本業の頑張り具合に左右されますので、まずはそっちを頑張らないといけないッスね。