自分らしさ

20130501

昨日、友人とともに写真に関するお話をしていた際に出てきたキーワード「自分らしさ」。みんな自分の作品に自分らしさを出すことについて悩んでいるらしいです。

自分らしさって、言い換えると「個性」ってことになるのかな?なんつーか、こんなことを言ってしまうと本も子も無くなってしまうのだけれど、あんまり考えないでいいんじゃないかと思うのです。自由に撮っていればいいんじゃないかと思うなぁ、おじさん。もちろん誰かに評価されれば嬉しいけどさ、そんなことを考えていたら余計に縮こまっちゃうと言うか、自分らしさって出にくくなっちゃうんじゃないかなぁと思うのです。
写真を撮り始めの頃は、意図的なのかそうで無いのかは別として、自分の好みの作品を模倣することからはじまるように思うのです。色、構図、被写体もろもろね。そうやってどんどん写真を撮っていくうちに、少しずつ、模倣からオリジナルへと変わっていくものではなかろうかと。要は「質を求めるために量をこなす」というステップが必要なんだろうなぁと思います。なので自分らしい作品って、数打ってりゃそのうち出くわすものなんじゃないのかなぁ、なんて。

と言う僕もまだまだ数を打てていないので作風なんてバラバラです。それがダメなのかと問われれば、僕の場合はまぁそれでもいいんじゃねぇかなぁ、なんて思います。いいんだよ、テキトーなんだから。心地よければいいの。そんな僕の作品に対してどこかの誰かが満足してくれるようなことがあったとすれば、もうそれでオールオッケーじゃないですか。オッサンの自己満足に誰かがのっかってくれるだなんて素敵ですよね。もうね、土下座して感謝しますよ。それ以上の欲求なんて、どこを見渡しても見つからないんだぜ。

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