備え

心配性なもので、かなり前から災害時のための備えを欠かさずにいる。どれくらい前からかというと、一人暮らしを始めたあたりからなので、備え歴は20年ほどになるのだろう。備えあれば憂いなしだからな。

飲料水は2Lの6本入りを9ケースなので、合計すると108Lか、その量を常時備えるようにしている。その量に驚く人は驚くだろうけど、そもそも僕は痛風持ちで普段から常温の水を毎日2Lは飲むようにしているので、さほど多くも無いのよね。むしろ一石二鳥と言ったところ。
いろいろと備えをするなかで、飲料水の次に大事だと思っているのがトイレ。実際に被災をした際には避難所に仮設トイレが設置されるだろうけれど、正直、自宅でしたいと思うはず。待ち時間やら汚れやらを考えるとね。なので既存の便座に取りつけて排便後は凝固させるタイプのものを大量に用意してある。もちろん臭いに対応したもの。それと最近になって、組み立て式の簡易トイレと、それを囲うための簡易テントも用意した。これがあれば、例えトイレが壊れて使えなくなったとしても、ベランダ等に簡易式のトイレを設置することができる。トイレの問題は本当に切実だと思う。歳をとるほど近くなるし。なので実家にも送り届けておいた。
あとはバッテリー。携帯電話を充電するような小さいものでは無く、重さで言うと10kgくらいあるのだろうか、大容量のバッテリーをフル充電して置いてある。ガスボンベは10本ほどストック。水は飲料水以外にもポリタンク(×3)に汲んでおいてある。ただこれは使うことは無いだろうと思っている。保存水用に殺菌されたタンク(3年間は保存が効くらしい)とはいえ、絶対に害が無いものとは思えないし。それと忘れていたけど、震災への備えとして7年前にレーシックの手術を受けたんだった。寝ている最中に被災したらアウトだなと思えて。これはけっこうデカい(重要)と思う。

どの場所で被災する確率が高いのかを考えると、自宅よりも事務所なんだろうなと。なので自宅だけでなく、事務所にも同じような備えをしてある。