過去か未来か

皆さんご存知のとおり、ここのところ暑いですな。炎天下のなか歩いていて思ったのは、人間が暑さを感じる原因となるものは多々あれど、アスファルトの舗装を剥がしたらかなり変わるんじゃなかろうかってこと。つまりは土むきだしってことね。真夏にバイクに乗っていたときも信号待ちで嫌だったのは車の排気ガスとアスファルトだったもんな。暑いのさ、照り返しが。
ただまぁこれまた皆さまご存知のとおり、アスファルトにはアスファルトの良さがあるもので、その良さを差し引いたとしてもアスファルトを剥がすべきなのかってのは微妙なところよね。東レあたりがアスファルトに変わるすんばらしい素材を開発してくれればいいのに。土も呼吸できて車もスムーズに走れるような素材。陸上で言うところのアンツーカーとかオールウェザーみたいなもので何とかならないもんだろうか。
もしくはあれだよね、早く未来がやってくればいいのにね。僕が子供のころに雑誌で見た「未来予想図」では、21世紀の車は道路の上では無くてパイプの中を走ってた。パイプの中を走ればアスファルトはいらなくなるだろうから、結果として体感温度も下がるような気がするんだけど。パイプの中を車が走るくらいなら、既に空はドームで覆われてそうだね。空がドームで覆われてるってことは、気温は空調で管理されてるんだろうな。暑いとか寒いとか既に関係無さそうだ。天気予報もいらないね。

っつーことで、現在の酷暑に対応するには、世の中が一気に過去に戻るか未来へ進むしか無いんじゃなかろうかと思ったり。土と戯れるか、パイプの中を走るか。