腰に巻く蛇

僕に霊能力関係のもろもろを教えてくださった師匠が蛇の話をしていたので、これ、書いていいのか分からんけど僕も蛇の話を書いてみようと思う。書いてみてアレだったら消すかもしれないし、弱い方は読まないでね。

僕が霊能力で世間様のお役に立ちたいと思い始めた頃、毎日の仕事が終わったあとの時間を使って、1名様限定で無料でヒーリングをさせていただいていた。テキストだけで構成された簡単なホームページを作って募集をしていたんだけど、クチコミで広げていただいたのでおかげさまで毎日忙しくすごしていた。経験を積むことができたので、とても勉強になっていた。
ある日、スピリチュアルの世界においてまずまず名の知れた方がいらっしゃった。僕はヒーリングなんてものをやっておきながらもその世界のことをあまり知らないというか自分の感覚を信じてやってるクチなのでその方のことも存じ上げなかったけど、前もって「あの人が予約したみたいですよ!」なんてことを第三者から聞いてしまったので多少は意識していた。で、実際にヒーリングをしてみると、なんつーか、重かった。有名な方らしいけど自分ではメンテナンスできないのかな?なんてことを思いながらヒーリングをした。ヒーリングを進めるうちに、なんだかその方のお腹まわりが気になりだした。なんだろうなぁと思って意識を向けてみたら、お腹に蛇が巻いているのが分かった。分かったというのは、見えてはいないけれど何かがお腹にまとわりついているのを感じて、それが蛇だと思えたということ。とはいえお相手は有名な方なのでそれを言うか否かで迷ったけれど、ずっとお腹のところにいるもので、何て言ったかは忘れたけど伝えてみた。あまりよろしく無さそうなものがお腹にいるみたいですと。「除霊しておきますか?」と聞くと「お願いします」とのことだったので、どの方法を使ったのかは失念したけれど立ってもらってから除霊をはじめた。はじめて3分くらいだったかな、部屋の出口、つまりは入口でもあるけど、その入口付近で「バン!!!」というデカい音がした。びっくりするほどデカい音だった。それが除霊完了の合図だということは僕もその方も分かったけど、どうしてそんなにデカい音が出たのかは分からなかった。まぁ、取れましたねということで。
それからしばらくして師匠とお会いする機会があったので聞いてみると、正確な言い回しは忘れてしまったけど「除霊されたことが悔しかったのだろう」というようなニュアンスのことを伝えられた。それと、ヒプノセラピーの第一人者の一番弟子の方がいらっしゃった際に、その方が僕の後ろを見ながら「綺麗な××ですね」と仰った。僕の後ろに××がいると。ずっと引っかかっていたのでそのことも聞いてみたら、「安西さん、〇〇神社に行ったときに霊能力アップのお願いをしたでしょう?だからだよ。」と言われた。確かにお願いした。ついてきてくれてたのかと。驚いたとともに有難かったという思い出。ホントに力貸してくださってるものなんだね。感謝以外の何ものでも無い。