ファン心理

高校生の頃にお付き合いをしていた彼女が「忙しすぎて1日24時間じゃ足りない!」と言っていたけれど、未だにその気持ちが分からない僕です。こんにちは。

日本シリーズで我らがベイスターズがようやく1勝をあげた。4タテ食らうかと思った。
小学生の頃から大洋ファンなので、大洋のことをベイスターズと呼ぶことに今だ慣れておらず、もっと言うと僕らの頃(つまりは横浜大洋ホエールズの頃)には「ハマスタ」なんて言葉も存在しなかったと思うのでそれに違和感を感じるとともに、ハマスタハマスタ連呼している女子を見ると少しイラッとしてしまうのだ。なんだおまえハマスタって。どこの誰だよと。なんてことを書くと僕の器の小ささがバレてしまうのだけれど、そもそもね、子供の頃に「僕、大洋ファン!」なんてことを言うとちょっと頭の弱い子のように扱われていたのよ。そんな時代なの、昭和って。それを耐え抜いてきたの。当時は野球と言えば巨人か阪神のことを指し、大洋ってなんだよその遠洋漁業は、いいからマグロでもとって来いや的な扱いをされていた。主観だけどな。ましてやパ・リーグなんてどこの世界の話だよ、みたいな。僕以外の家族全員が巨人ファンだったし。そんな世間の波に飲まれることなく、横浜大洋銀行とともに苦しみを分かち合ってきた僕からするとね、1998年の「どこからわいてきたんだよお前らは」と思えるほどのベイスターズファンたちに対しては、正直なところ若干冷めた目で見てしまうところがある。お前らとは苦しみを分かち合ってきていないぞと。石投げられたことあんのかと。そもそもまずは名を名乗れと。審査するぞこのやろうと。そんな僕が某所で某大魔神とお会いした際に「子供の頃から大洋ファンなんです!」とお伝えすると「ああ、それはご愁傷さまで…」と言われたときの絶望感たるや。
とにかくまぁ何も考えずにどんどん書き進めていたらこんな感じになっちゃったので、ちょっとこう、背筋を伸ばしてまとめを書くとだな、まずは今回の日本シリーズにあたっては広島ファンの皆さまに申し訳ございませんと。制度が制度だけに仕方の無い部分はあるけれど、日本一を争うのはペナントを制した広島であってほしいと思うし、あとはなんだかんだ言って現在のベイスターズファンの皆さまにも申し訳ございませんと。お前ら誰だなんて大人げないことを言ってしまって申し訳ございません。横浜を愛する者同士、ともにもろもろを分かち合えたらいいですねと。でも内川だけはいまだ許せんぞというファン心理をね、お察しいただければ幸いです。
話を戻すと、濱口、よくやったよ。ありがとう。気分が上がったよ。