荷物の行方

昨日の朝、弊社事務所が入っているビルの1階に設置してある宅配ボックスの液晶パネルに、弊社の部屋番号が点滅していることに気がついた。点滅しているということは宅配ボックスに荷物が入れられてから数日経っているということだけど、不在通知は届いていないし、何かを注文した記憶も無いし、どうしたもんじゃろのうと。このまま放置したろかとも思ったけれど、数に限りがある宅配ボックスを占領し続けることで他人様にご迷惑をおかけするのも申し訳無いので管理会社に電話をしたところ、たらいまわしにされたあげく、「朝9:30まで常駐している管理人がマスターキーを持っているので管理人に頼んでくれ。」と言われた。仕方が無いので翌日、つまりは今日のことだけれど、朝っぱらの忙しい時間にも関わらず、建物内のどこにいるのかも分からない管理人を見つけ出し事情を説明したところ、「前にもそんなこと言われたけど私は知らないよ!管理会社に言ってよ!」とキレられた。挨拶をしてもロクに返事もしない管理人だったのであまり好きでは無かったけれど、今後は出会っても挨拶せずに無視しようと心に決めた瞬間だった。で、イラッとしたまま事務所に戻って管理会社に再度の電話。今度はたらいまわしの「たら」くらいで済んだ。そこで宅配ボックスを開けることができる魔法のパスワードを教えてもらえたのでさっそく1階に戻って開けてみたところ、荷物は確かに入っていた。AからZまで全て取り揃えて販売してるんだからねと謳っている某ネット通販会社の箱に入っていた。取り出して宛名を見ると、宛名も住所もよく分からんというか、誰だよこれというものだった。頭を働かせて冷静に見直してみると、おそらくは隣のマンションの弊社と同じ部屋番号宛の荷物だった。フンガー!と思いつつ、こりゃ直接渡しに行った方がはえーんじゃねぇかと思い、隣のマンションに入り部屋番号を押した。しばらく待っても反応は無かった。このオレ様がわざわざ足を運んでやったにも関わらずなんたることかと。さてどうしたもんかと思ったが、どうしてここまでやらんとイカンのじゃと思えてきたので、既に無人となっている管理人室の前に荷物を置いて帰った。置いて帰ってきたものの、やはりちょっと気になるなと思えたのですぐにパソコンで某ネット通販会社への問い合わせ方法を調べてチャットで担当者に連絡を取り、「かくかくしかじかで、管理人室の前に置いてきたからあとはよろしく。」と伝えておいた。朝から頑張った。終わり。