正装

この時期になると毎年のように思うのは「サラリーマンは偉い」ということ。厳密に言えば「サラリーマンをはじめとしたスーツを着て仕事をしている方々」のことを指す。Tシャツ&短パンで出社している僕は、毎日のようにこころの中でサラリーマンに対して土下座をしている。と言うか、尊敬をしている。暑かろうが蒸そうがそれに左右されること無く「正装」を崩さぬその姿勢は見習うべきだ。実際には見習っていないから説得力無いんだけどさ。
と、ここまで書いてから真逆のことを指摘するのも心苦しいのだけれど、思ってしまったからには仕方が無いわけで結局は書いてしまうとだな、先日、久しぶりにクライアントさんのところに打ち合わせに行った。受付の前の待ち合わせスペースに置いてある椅子に座ってパートナーを待っていたのだけれど、そこで受付を済ませて社内に入っていく他社のサラリーマンの後ろ姿を見ていたら、なんつーかダサくてですね。勿体ないなと。白い半袖のYシャツにかばんを肩にかけてぞろぞろと入っていく姿にそれを感じてしまった。そんなことを感じてしまったことが申し訳ないのだけれど、逆に言うと、それを見てやっぱり服装って大事なんだなと思えたという。暑いからさ、白いランニングの上に半袖のYシャツも着るよね。それは分かる。理解できる。理解できるんだけど、そこで無理をしてでもジャケットを羽織っていたり小脇に抱えていたりすれば「きちんとしてる方だな」と思われるだろうにと。
人間は出会って数秒、つまりは第一印象で決まるものだから、ビジネスの世界においてはそのあたりのことは貫いておいた方がいいんだろうなと。なんか、エラそうなことを書いてしまって申し訳ないな。オレのバカバカバカ。エラそうにしやがって。ごめんなさい。でもね、きっと服装と言うよりはきっと体形の話なの。たとえ体形がイマイチでもそれをカバーするような服をチョイスすればとか…。あ~、重ねてごめんなさい。