解釈

物事に対する解釈とは人それぞれで、おそらく人の数だけあるものと思う。誰かの解釈に対して初めから「それは違う」と告げることは僕にはできない。入りはせいぜい「どうしてそう思うの?」だ。そこには当人の意思が介在しているはずで、それを無視することは初っ端から当人を全否定することになると思う。それは無いだろう。
それが僕のなかの「当たり前」なのだけれど、どうも大人になってからこのかた、このテのことに遭遇する機会が増えている気がする。僕のなかの「当たり前」の範疇には含まれない行動を目にし、発言を耳にするようになった。ずいぶん歳の離れた方々を相手に仕事をすることになったからなのか、それとも写真の世界に浸かり始めたからなのか、何なのか。僕の思う「当たり前」が世間様が持つソレとはズレているのかな。そうかもしれないな。
いずれにしても、45のオッサンはもう目立たぬように生きて行こうと思うのだよ。ひそやかに。もしくはヒエラルキーの頂点に君臨して発言権を得るかのどちらかだよな。どっちがいいかな。どっちもどっちかな。なんだかな。