8カ月

久しぶりにこの日記のアクセス解析を見てみたら、アクセス数の上位の多くが舌癌に関する記事が占めていたので、皆さまのお役にたつべく久しぶりに舌癌に関する話を書いてみることにする。舌癌というか、現在の状況についてだな。

手術から約8カ月。手術により舌は少し曲がってしまっているので、若干の喋りにくさは残っている。周りからは「普通に話せてるよ」と言われるけれど、本人からすると完璧では無い。それと、手術した箇所はしこりが残っているというか何というか、少し硬くなってしまっている。痛いということは無いので、話せないとか食べられないといったことは無い。味覚はどうだろう、手術した箇所は鈍くなっていると思うけど、そこまで気にかかるほどでは無い。慣れてしまっただけかもしれないけれどね。あ、大切なことを書き忘れたけれど、僕はステージ2だった。手術の内容としては、表面のあたりを取り除いた程度(と先生が仰っていた)。
舌癌になると3割程度(だったと思う)の確率でリンパに転移すると言われている。僕の場合は今のところは確認されていない。今は月に1度の定期検診を受けており、そこでは舌とリンパ(首)への触診を受けている。数か月に一度の割合でCTも受けている。この生活が5年くらい続くみたい。と、こんなところだろうか。

僕の場合はさほど深刻になるようなものでは無かったし、自分なりの死生観も持っていたので、癌の告知をされて落ち込むようなことは無かった。多少は死を意識したけれど、まぁ大丈夫でしょと思っていた。こんな僕だけれど、参考となれば。