カラーとモノクロ

20130619

フと思ったのだけれど、モノクロの写真を撮る人ってどうしてモノクロで撮るんだろうか。色情報をなくした陰影の世界でしか表現できないものがあることはアウトプットされたものを見ればわかるのだけれど、僕はきちんと写真の勉強をしたことが無いから、本当の意味で理解できているのかは分からない。
僕の祖父もモノクロで撮っていた。僕自身もモノクロでしか撮らなかった時期もある。でも僕の場合はそこに深い理由は無かった。なんとなく、モノクロの方が素敵だと思えたからそうしていた。それでいいと言われればそうかもしれないけど、そういうもんなのかな?

デジカメで撮ってパソコンで修正をすればカラーで撮った写真でも簡単にモノクロに変換することができる。でもそもそものところ、モノクロの撮り方とカラーの撮り方って違うと思う。だからカラーで撮ってからモノクロに変換された写真って、「撮った写真」ではなくて「撮れてしまった写真」では無いのかな、なんて難しいことを考えてしまう。うーむ。

ってことで今日の写真はモノクロではなくて、女性に好まれやすいであろう雰囲気に仕上げてみましたの。
この子を撮っていたわけでは無いけれど、海を撮っていたら入ってきてしまったから撮れてしまった、というのは言い訳にもならないだろうな。

晴れやか

20130618

ここ最近、アップしたような写真ではなく、なんつーかもっと明るい写真が好きになってきた。人物の写真に勝るものは無いっつーか。「写真にはその時の自分しか写らない」が持論の僕からすると、僕の心も明るい方向へシフトしてきてるってことなのかもしれませんな。
こういう写真も好きは好きなんだけどね。

クレーム

20130617

大学を出てすぐに勤めていたお菓子屋さんでは「クレームを言ってくださるお客様は有難いもの。本来は自分たちで気づかねばならぬマイナス点を教えてくださるのだから、クレームとは弊社にとっての成長の機会。」と教えられていました。
僕も何度かクレームのお電話の応対をしたことがあります。長いときでは1時間くらいかな。対処法なんてものは無くて、とにかく真摯にお話をお伺いをして、お詫びすべき事案であれば心からお詫びをして、責任者とともに謝罪をさせて頂きたいということでなんとかご住所をお伺いして、菓子折りを持ってご自宅にお伺いするという感じです。狙っているわけでは無いのですが、クレームを入れてくださるお客様というのは、この「お詫び」というステップを踏むことにより、その後はご贔屓にしてくださるようになったものでした。「君がいるからここに買いに来るんだよ」なんていう嬉しいお言葉を頂けることもありました。

日本ってのは民族性なのでしょうか、クレームを入れるという行為に対してあまりいい印象を持っていない人が多いような気がしています。「クレーム=文句」と捉えられがちなのかな。僕はお菓子屋さんの頃の経験がありますから、クレームは文句でも怒り大放出のよい機会とも思っていません。そりゃー確かに応対のされ方次第ではキレて差し上げることもありますが、基本的には「よかれ」と思ってクレームを入れます。絶対に成長に繋がりますから。逆にクレームを入れる気も起きないということもありますが、それはもう本当にあきらめた時です。本当に嫌いな人とは話もしないというのと一緒で、クレームを入れる価値も無いということです。

なんか僕、クレーマーみたいに思われるかもしれないと気づいたのですが、午前着予定の荷物が16時に届いたり、パソコンが同じ原因で2度も壊れたにも関わらず一言の謝罪も無かったときくらいしかクレーム入れて無いですからね。あ、銀行のATMで1万円おろしたら明細書は出てきたものの肝心のお金が出てこなくて、しかも直後にATMの営業時間が終わってしまったのでどうにも確認ができなくなって、備え付けの電話で電話をしたらいい加減な態度を取られて激怒したこともあったわ。まだ20代の頃だな、懐かしい(笑)。