カテゴリー: 政治

昨日の夕方頃京橋（東京）にいたのですが、遠くからデモらしき声が聞こえてきました。どうやら原発反対のデモだったようですが。
なんだろう、うまく言えないのですが、日本人が思っているほど世界は性善説にはまみれていないように思うのです。社会に目を向けること、意思や意見を述べることはとても大切なことであり、その意味では良い方向に動いているとも捉えられるのですが、何十年もの間「知ること・考えること」を放棄していた代償は、僕たちの生活に大きくのしかかってくるような気がしています。

政治の話です。

我が国は民主主義国家です。いろいろな考えがあって当然とは思うのですが、偏った意見しか耳にせず、ましてや誰かから伝達でしか見聞きしていないことを鵜呑みにする方が多いことに大きな懸念を感じています。もっと簡単に言うと、日本国民って騙されやすいと思います。普段は「マスコミなんて信じられない」と言っているにも関わらず、自分に都合の良い情報については何ら疑問も持たずに信用してしまう。心配です。
政治なんてもの、僕にもよく分かりません。でも調べることはできます。国会中継は誰でも見れます。ネットを探せば過去の国会中継を見ることもできます。新聞は主義主張によって大きく内容が異なるので、右（産経）と左（朝日か毎日）の両方に目を通します。各政党のHPをチェックしたり、海外の情報に関心を持つことも。そして何より、歴史に関心を持つことは大切ですね。

我が国は非常に特殊です。政治家も、マスコミも、弁護士も、教員も、そして国民や日本に住み続けている外国人も、自分が住んでいる国のことが大嫌いだなんて、他にそんな国、見たこと無いです。不思議です。

真実がどこにあるのかなんて僕には分からないですが、どちらにも偏らないように注意しつつ、地道に調べて行くしか無いと思います。未来のためにね。

僕がNHK以外をあまり見ていないからなのか何なのか、地球温暖化という単語をあまり耳にしなくなってから久しいと思えるのだけれど、何年か前に思っていた「これからは北への移住を考えないとならなくなるかもしれないな」ということが現実味を帯びて来ているんじゃなかろうかとも思えるこの暑さ。小学生の頃に習った「日本は温暖湿潤気候」ってのはまだ通説なんだろうかと疑問すら感じてしまう。
北と言えば北海道。北海道と言えば中国をはじめとする海外資本による土地の買収の件がパッと頭に浮かんでしまうあたり、僕もちょっとアレかなぁとも思えるのだけれど、先々のことを考えるとこの国もそのあたりの規制をきちんとやらないとイカンよね、なんてことを思うのです。

定期的に書いているので分かるとは思いますが念のため。写真と文章とは何ら関係がありませんことよ。