天使のあんくん

誰も言ってくれないから自分で言ってるんだけど、僕はまるで天使のように優しくて慈しみの心を持っている。そもそも天使に会ったことは無いから単なるイメージに過ぎないけれど、「優しいオレって天使みたいだな」と思っている。ただおかしいなと思うのは、一般的に「内面は顔に出る」と言われていること。皆さんご存知のように僕は常に仏頂面で、電車で僕の横が空いていても最後まで誰も座らないほどだ。邪魔にならないように意識して身体を小さくして座っているので「狭いから座らない」ということはありえない。というか何が言いたいのかというと、内面は顔に出るはずなのに仏頂面なのはおかしいぞということ。もしかすると僕の心は天使では無いのかもしれないなとうっすらと感じてしまっている。なので今朝は電車のなかで「僕の周りにいる人たちは僕の仲間だ」と思うようにしたら、なんだかとても居心地が良かった。視野まで広く感じた。いつもは混雑した電車のなかで「てめぇこのやろう、オレがこんなに詰めて立ってんのは、お前のために、お前が悠々とスマホ見れるようにスペース作ってやってるってことじゃねぇんだよ。もっとあっち行け!触るなこのやろう!」と思ってるんだけど、やっぱり「周りは全員敵」みたいに思ってるとだめだね。もっとこう、周りの人たちのことを想わないと。隙あらば親切しようと思ってるくらいがちょうどいいんだろうなと。

っつーことで、今日からが本当の「天使のあんくん」の始まりだな。どうやら今までは天使じゃ無かったみたい。飽きずに続けられますように(笑)。