明日への活力

人には労いが必要だと以前書いた。ありがとう。おつかれさま。その言葉がどれほど人の心を潤すことか。職場や家庭などの慣れ切った間柄であればあるほど、労いの言葉は出てきにくくなる傾向にあるように思う。
そして既にリタイアされた年配の方々。うちの祖父にもそう感じたけれど、仕事が無くなったとたんに歳をとってしまったように見えた。平たくいえば「老け込んだ」ように思えた。たとえ老人であっても仕事でも家事でも任せておくことが大切だと聞くけれど、それは頭と身体を使ってもらうというだけでは無く、それにより労いを受けることができるからということも含まれているのだと思う。
「いつもお疲れさま」「〇〇をしてくれてありがとう」と伝えることで心は動く。元気が出る。次への意欲が湧いてくる。心の高揚って、まさに明日への活力だよね。