見えないけれど見えている

20161209

大学生の頃、友人たちと共にファミレスでご飯を食べていたとき、正面に座った女の子の目の周りがなんとなく気になりはじめた。なんだろうと思って見ていたら、目には見えないけれど眼鏡をしているのが分かった。いや、実際はしていないのだけれど、眼鏡をしているように思えた。「目、悪いの?」と聞くとコンタクトをしていると。その眼鏡はとても細いもののように思えたので「昔は眼鏡かけてたの?」と聞くと小学校の頃は眼鏡をかけていたと。なので「それってさ、針金みたいに細いやつ?赤くて。」と聞くと「そうそう!なんで知ってるの!?なつかしー、そんな眼鏡してたなぁ!細くて赤かった!」と言われた。
30代の頃、ある男性と話をしているときに、その男性の左上あたりにぼんやりとした球体が見えた。実際には見えてはいないけれど球体があるように感じた。その球体は柔らかくて暖かい感じがしたので「ねぇ、お母様ってもう亡くなってるの?」と聞いたら子供の頃に亡くなったと。父子家庭でしたと。なので「お母様が「愛してる」って言ってるよ。」と伝えておいた。

よくわからないけれど、この世の中って愛のかたまりなんだと思う。なんつーか、伝わるものは伝わるんだろうなーと。それ以上のことはよくわからないけれど。