草と海

20161130

最近は草の写真を撮っている。草を撮ることが楽しくてたまらない。草は波打ち際と似ていて、それでいて波打ち際よりも100倍撮りやすい。なにせほとんど静止してくれているから。波打ち際には魂の循環を感じており、そんな目には見えない部分を写し出せればとの思いで撮影をしているけれど、草の場合はそれとは違って、もっと表面的な部分、よりカジュアルな部分に面白さを感じている。不規則なのにまとまっているところなんてたまらない。ありがちかつ大げさな言葉で表すならば、草って人知を超えている。
しかしまぁ、波打ち際といい草といい、僕の興味は周りからは理解されづらいであろうものが多いな。楽しいからこれからも撮り続けるけどね。