ホテル・カリフォルニア

近所のスーパーへ行った。身体は本調子にはほど遠い。どのくらい遠いのかと言うと、少し動いただけで疲れてしまって、その倍の時間は安静にしていないとならないくらい。でも今日は我が子が大好きなバナナはもう無くなりそうだし、数日前に作った鮭と白菜のミルク味噌汁が好評だったからまた作ってあげたいと思っていたので、頑張って歩いて行ってきた。
スーパーに着くと、店内にはイーグルスの名曲『ホテル・カリフォルニア』が流れていた。このお店では過去にもやけにファンクな曲が流れていたりと、僕の琴線に触れる曲が流れていることが多い。で、精肉売り場のあたりに来た頃にあのツインギターが流れ始めたんだけど、それを聴いて唐突に涙が出そうになった。ホテル・カリフォルニアってこんなにいい曲だったっけ?こんなに美しいものに触れられるだなんて、本当に生きてて良かったなと思えた。
イーグルスはこの名曲を世界中に広めるに至った。僕は世界どころかご近所さんに爪痕を残すようなことすら何ら成し遂げていない。その差を埋めたいとは思わないけれど、多少はさ、頑張りたいなと思うので、まだまだ生きて行くつもり。