参拝いろいろ

我が家の目の前には神社がある。我が家の目の前に神社があるというか、神社の目の前に立つマンションに住みたくてここに引っ越してきたというのが正確なところ。
毎日たくさんの方が参拝しているけれど、先日関心したのは、連れてきた愛犬を外に待たせて自分だけが参拝して戻ってきた人がいたこと。「四足」を神域に入れないよう配慮したように見えた。現代では「他人に迷惑をかける可能性」を考慮してペット連れを禁止(?)している神社が多いのかなと勝手に思ってるんだけど、もともとの理由は違うもんな。「良い・悪い」では無く、単に関心した。
毎朝10分以上かけて参拝する人もいる。祝詞でもあげてるのかね。出会ったころは本殿の前で手を合わせて延々立ち続けるもんで、他の参拝者の迷惑になっていた。終わるまで参拝できないからね。参拝渋滞になっちゃう。でもいつからか鳥居の前あたりに移動したみたいで。そこなら確かに他の参拝者の邪魔にはならないわな。でも毎日毎日10分以上手を合わせるってなかなかだなぁと。信心深いと言うか。
いつも心が温かくなるのは、産まれたばかりであろう子供を抱きかかえて参拝にやってくる姿。お宮参りだね。見ている僕まで祈りたくなっちゃう。

神社にはいろんな人がやってくる。その姿を見ていると「人っていろいろだなぁ」と改めて思わされる。いろいろだからこそ「あれ?」と思えることも少なくないけれど、外見や作法はどうあれ、神様に祈りを捧げる姿ってなんかいいよね。好き。