大行列と電車の椅子の座り方

「大行列」と「電車の椅子の座り方」は別の話だから。本日は豪華2本だてでお送りする所存。

僕の隣で仕事をしている女性が、今朝電車を降りたら道の反対側に見たことも無いような大行列ができていたと。そこでピンときた。アレかなと。さっそく検索してみたところ、やっぱりアレだった。そうか、今日はアレの発売日なのか。アレとは何かと言うとだな、隈研吾氏とアシックスのコラボのスニーカーだよ。先月あたりに発表されたんだっけ?それはそれは美しいスニーカーでさ、買っても履けないなと思えるほどの美しさ。東京オリンピックを記念してのモデルだったかなぁ、確か2020足限定での発売なんだよね。それを求めて長蛇の列ができてるんだね。
っつーかさ、隈研吾さんって凄いよね。「あ、この建物美しいな」と思うとだいたい隈研吾さんの設計だもんな。それがたくさんあるんだもの。一体何棟建ててんのよってくらいたくさん建ててるよね。すごいなー、隈研吾。そこらじゅう隈研吾だもの。建築に明るくない僕だけど、本当に尊敬している。

で、電車の椅子の座り方。今朝のYahoo!に「電車での迷惑行為がうんたらかんたら」という記事が出ていたの。座り方とリュックが上位だったかな。リュックは言わずもがなでさ、座り方はさ、いろんな座り方があるもんで、僕がいつも「迷惑だなー」と思っている座り方があるから、いい機会だぞってことで書いちゃうよ。
あのね、肘なのよ肘。最近はスマホ使う人が多いでしょ。立っててもスマホ、座っててもスマホ、歩いててもスマホだよ。前にどこかで電車の運転士さんたちの座談会みたいな文章を読んだけど、ホームの白線だか黄色い線だか点線だか忘れたけど、要はホームの線を超えて歩いてる人はだいたいスマホをしながら歩いてるんだって。で、電車でホームに入って行くと、スマホしながら歩いてる奴をはねそうになるんだと。で、実際にはねるんだと。で、死んじゃうんだって。それはもう仕方が無いというか、自業自得だぞのようなことが書いてあったと思う。はねる方だって嫌だもんな。しゃーないと思うよ。って話が飛んだから元に戻すとね、電車で椅子に座ってさ、隣の奴の肘がやけに当たることがあるでしょ。あれさ、座り方が悪いよね。そういう人って肘を椅子の背もたれに当ててんのよ。なんで当ててるかというと、それが楽だから。スマホをいじったり本を読んだりするにはそれらを支えないとならないから、そうなると肘を椅子の背もたれに当てたくなるんだろうね。それをされるとさ、一人当たりの占有率が高くなるわけよ、肘×2つ分。広さにすると20cmくらいかねぇ。そういう座り方をしていない人に比べて20cmも多く占有しやがんのよ。アレさ、やめてもらいたいんだよね。肩幅もあるから20cmってのは一概には言えないけども、肩と肘とでは邪魔さが違うからさ、10cmだろうが20cmだろうが邪魔なものは邪魔なんだよな。僕はスマホをいじるときでも肘は自分のお腹の上やらひざに乗せた鞄の上に乗せてるの。それで充分に支えられるし自然な体勢だから。ではどうして奴らは椅子の背もたれに肘をつけんのかを知るためにさ、自分でも実験してみたの。それで分かったのはさ、ダラッと座ると肘が背もたれに付くということ。腰を背もたれに付けずに背もたれよりも少し前に座ってから背もたれに寄りかかると、背中だけじゃ無く肘も背もたれに付くことが分かった。そうか、あいつらはそもそもきちんと座ろうとして無いんだなと。ダラッと座るから肘も身体の横にはみ出てる。なんだろう、これ、どうすりゃいいんだろ。全ては意識の問題なんだろうけど、他人だからな。「お前が悪い」なんて言うことでも無いだろうし。なんだろうなー、意識だよなー。どうすりゃいいのかは分からんけれど、他人の肘が脇腹に当たるってのはとても不快なので、みんな公共の乗り物には正しい姿勢で座ってもらいたいなとね、そう思うの。そこはお前んちじゃ無いんだよと。