定期検診

昨日は癌の治療に関する月に1度の定期検診へ。昨日は耳鼻咽喉科。
診察室に入るといつも「どうですか?」と聞かれる。変に真面目すぎるのかもしれないけれど、どこからどこまで話せばいいのかが分からない。「最初はこことこことここに痛みがあったけれど、それがこうなった結果、今ではさほど痛く無い。」と言うべきなのか、それとも現在の状況、つまりは「さほど痛く無い」だけを伝えればいいのか。普通に考えると現在の状況だけを伝えればいいような気もするけれど、相手はプロなので、途中経過を伝えることで、僕ら素人には分からない何か重要なことを導き出してくれることもあるんじゃなかろうかと思えてな。で、「首はまぁこんな感じですけど、それよりも舌に出来ている膨らみが痛くて…」と、今では歯科の守備範囲となった部分についてお話をすると、少し診ていただけた。「悪いものでは無いとは思いますが、中の液体を取って調べてみましょう。」とのことで、膨らみに注射を刺して中の液体を抜いた。最初はうまく抜けなかったらしく、3回目のトライでようやく終了。膨らみはドス黒くなってしまった。血でも出たのかね。「ガマ腫ってものがあるんですが、そんなようなものですかねぇ。」と仰った。「ですかねぇ。」かぁ…。続けて「僕は(歯を)抜いちゃってもいいと思うんですけどねぇ…」と小さい声で仰ったので、僕もそれには賛成と答えておいた。もちろん歯を抜くことによるリスクはあるんだけど、一番怖いのは、歯と舌とがこすれ続けることによる舌癌の再発だからな。何度切りゃいいのよって話でな。歯科とは毎週会合を持っているので、その際に担当の先生と話をしてくださるそう。同じ大学病院内で治療を受けることのメリットってここだよね。
で、部屋を移動して、なんだっけ、名前を忘れたけども、ぬるぬるしたやつ塗ってやるやつ。たぶん超音波だな、それをやっていただいた。手術で摘出した首のリンパと脂肪の周辺を診ていただいたけど、特におかしな部分も見つからず、大丈夫とのこと。10月にCTの予約を入れて、この日は終わり。

っつーことで、術後はまぁ順調かな。切ったところはまだ硬いし痛みもあるけれど、それはまぁ時間の問題だろうなと思っている。