入院初日

東京無線のアプリでタクシーを呼び、病院には8:45に到着。入退院センターで入院手続きをし、売店で水を買ってから入院棟へ。 案内された部屋はこれまでの部屋とは違う方角を向いていて、おかげで陽当たりが微妙。暗いイメージ。到着早々九字を切る。
しばらくして部屋に来た担当の看護師さんは、前回も少しだけお世話になった、とても感じのいい人。よかった。この人でよかった。ついてる。
食堂でお昼御飯を食べ、部屋に戻る途中で、先生とバッタリ出会う。夕方に手術の説明を受ける予定だったので「後ほどよろしくお願いします。」と挨拶してから部屋に戻り、歯を磨こうとしたところで先生が部屋に現れる。ご家族がいらっしゃらないのであれば、もう(説明を)やっちゃいましょうか?とのことで、歯磨きを中止し、場所を移動して説明を受ける。

診断結果は、舌癌術後頸部リンパ節転移疑い。標準治療(最も成績が良い治療)は頸部郭清術。必要に応じて放射線治療。術式は左頸部郭清術。出血予想は200ml以下。手術時間は3〜4時間。頸部左側のリンパ節と脂肪を切除する。後遺症は創部が残ることと、首が締め付けられるような違和感が残ること。合併症は、出血、痛み、感染、リンパろう。そして神経損傷。舌の動きの低下、左肩が上げづらくなる、声のかすれが出ることがあるが、最も確率が高いのが、左下口唇の動きの低下だそう。いかりや長介みたいになるのかな? で、現時点では、他への転移は無いそう。よかった。不明点は無いかと聞かれたので、僕は先生に絶大なる信頼があるから大丈夫だと伝えると、舌癌は首のリンパへの転移のスピードが速いので、迅速に手術を決断してくれたことに感謝していると言われた。全力を尽くしますと。

さあ、全ては明日。先生の準備は大丈夫。僕の準備も大丈夫。オールクリアな状態で手術に臨む。