山とか湖とか

海外の映画を見ていると、主人公の男性が人里離れた山奥で犬と一緒に暮らしていて、その彼の力を借りにどこからか誰かがやってくる的なストーリーが多い。その主人公は何らかのジャンルにおいて伝説の人物だったりするんだよな。で、そんな映画を見ながら思うのは、海外ってホントにこんな暮らし方が普及してるんだろうかということ。湖のほとりやら山奥やらにひとりで住むってそんなに珍しいことでも無いのかね。それともいくら海外とは言え「映画のなかの話」なんだろうか。
どうしてこんなことを思うのかというと、僕も子供の頃から、湖のほとりの平屋で暖炉の前に大型犬を寝そべらせてソファーに座りながら紅茶を飲んでいる自分の姿やら、山のふもとの小さな掘っ建て小屋でろくろを回している自分の姿が頭に浮かぶのよ。スーツを着た二人組が山の上まで僕の陶器を買いに来るの。なので海外の映画に出てくるような生活がさ、さほど珍しいものでは無いのであれば、なにげに僕もありうるのかな、なんてことを思うのさ。
日本でそれをやろうとすると不動産の取得の段階で難しそうだなとは思うけども、できるのであれば興味はあるんだよね。もうね、パソコンから離れたくて。文明から少しだけ距離をおいたくらいのところに暮らしやすさがあるように思えてね。