シャッター

20130509

僕はあまりシャッターを切りません。1日撮ってもまず3桁には到達しません。だいたい10枚くらい。多くても60枚そこらでしょうか。
その理由をフィルム時代からのクセだと思っていたのですが、たぶん違うんだろうなぁ、なんてことを最近思います。単に「楽しめているか否か」ということなのだろうと。まー、僕にとっての写真は「自己開示」だから仕方の無いこととも言えるのですが、もうちょい楽しくやれねぇもんかねぇと思うのも事実。面倒なので理由は言いませんが、ホロゴンをM9じゃなくてM8に付けて出かけるといいのかもしれないよね。

春になり、気温とともになんだか気分も上がってきたので、その勢いでパシャパシャ行きたいもんですな。パシャリンコ。

ホロゴン16mm

20130508

僕のM9-Pに、Pさんからお借りしているホロゴン16mmをつけて撮影をしてみました。本当はコンタックス用のレンズですが、Pさんの手によりMマウントに改造されているので、僕のM9-Pにも付けられるということです。
超広角ってのは人間の目には映らない世界ゆえ、面白く感じられる写真が撮れるのが特長と思います。逆を言えばシャッターを切るたびに面白い写真が撮れてしまうもので、僕のような勉強中の身にとっては手を出してはいけないレンズとも言えそうです。

で、撮り始めてみると、やっぱり楽しいのです、このレンズ。何を撮っても楽しめます。道に落ちているボールを撮るだけでも面白い。最も威力を発揮するのは遠近感のある構図だと思うのですが、今回その構図では人物しか撮影しなかったもので、発表しても何の問題も無いであろう写真をアップしてみました。平面を撮影しているのでつまらないかな?

ただ、シアン被り、マゼンダ被りはかなりのものです。デジタル+超広角の欠点ゆえ覚悟はしていたものの、僕の場合にはこれでもかと言わんばかりにマゼンダが被るようです。ですので撮影後にはPhotoShopでの加工が必須となります。いっそのことモノクロ専用のレンズとして割り切ってしまえばよいのかもしれませんが、それだとつまらないですからね。

ま、せっかくの超広角です。楽しみますよ。

この時代

20130507

自営業は一戸建て、サラリーマンは集合住宅、そんなことが頭に浮かびました。これは「金銭的に」ということではなく、ある程度の自由が利き全ては自己責任となる自営業者(含経営者)と、誰かのもとで誰かの決定のもと案件を遂行し、自由は利かないものの会社に守られているサラリーマンの特長が、なんとなく、一戸建てと集合住宅とのイメージと合致したということです。
ただまぁ、最近はサラリーマンでも退職金が出るか否か怪しいという話も聞きますし、いつ仕事を失うかも分からないとも聞きますし、以前と比べればその恩恵も少なくなってきているのかもしれないですね。街を歩くとどんどん店舗が閉店に追いやられているのを目にしますし、自営業者は自営業者で大変だよなぁとも思います。どっちがいいかなんて、僕には分かりません。

ただこの時代、「発信すること」が大切なように思うのです。自分はどんな人間で、どんなことができて、どんなことを考えているのか等々を何らかの形で世間様に開示することが、この世の中を生き抜いていくための術なんじゃないかなぁ、なんてことを思います。たとえば、モノ作りをしている人、歌手、デザイナーなんてのは、大きくくくると「発信側」の人間と思います。それに対して消費者、聴衆なんてのは「受信側」の人間ですよね。今までは受信側の人間が圧倒的多数だったと思うのですが、今後は受信側だった方々も発信側的思考を持つようにした方がいいんじゃなかろうかと思います。動かなければ何も起きない。外に出なければ人に会えない。あなたが誰なのかが分からなければ何も頼めない。だから「自分はこんなことができる」「自分はこう思う、感じる」。何でも、どんな形でもいいと思います。とにかく「あなた」を外に出すこと。これが大切なんじゃなかろうかと思う、ゴールデンウィーク明けの僕です。

一戸建てでもマンションでもいいと思うのですが、どちらにせよ、自分らしい家がいいかな。