再発予防

20161020

久しぶりに舌癌の話。

今日はこれから大学病院へ行ってくる。とは言っても癌の治療をするのでは無く、今後は舌を噛むことの無いように、院内の歯医者さんで少し内側(舌側)に出ている歯を削ってもらってくる予定。削ってもらってくるとは言っても今日は初日なので診察程度だろうけれど。
以前も書いたけれど、舌癌が発症する原因はいまいち分かっていないらしい。酒やタバコが原因かもしれないとも言われているし、歯が舌に当たり続けることにより当たっている箇所が癌になるとも言われている。自分の場合もやはり原因は特定できなかったが、おそらくは寝ている間に舌を噛んだことに起因するものと思われる(自分で推測)。そのため執刀をしてくれた先生も、術後には歯を削ることを薦めてくれていた。

癌の話をしたのでついでに書いておくと、相変わらず転移の兆候は見当たらない。舌癌の場合は首のリンパに転移する確率が高いということだけれど、触ってもしこりは見つからない。だからと言って安心すること無く今後もお酒は飲まないつもり。タバコはもともと吸わないので大丈夫。
舌は術前と比べると、手術をした側に向かって少し曲がってしまっている。そして手術をした部分は膨らんでいるというかビラビラしているというか、まだ元には戻らない。そのせいなのか何なのか、聞き手側は問題無いと言うけれど、自分としては少し発音がしにくいことがあるし、話していると唾がたまりやすい。少し話しづらいこともあるので「話すのめんどくせぇなぁ」やら「話しかけられたく無いなぁ」と思うこともある。口内の苦味は相変わらずで、手術した側の舌はあまり味覚を感じなくなっていると思う。
今後これらが改善されるのかはわからないけれど、まぁ、特に落ち込んではいないのでご安心を。これが新しい自分だな程度にしか思っていない。「ニューあんくんがやってきた!」みたいなもんだと捉えている。

ダイエット

20161014

今朝、食パンを2枚食べた。2週間ほど前にも2枚食べたが、多すぎて苦しくなった。今朝は大丈夫だった。お腹いっぱいにはなったけれど。
昨日の朝、体重計に乗った。また1kg減っていた。食事量は徐々に増えていると思うけれど、体重は減っている。癌は再発していないので病気のせいでは無いと思う。単に毎日の食事量が術前よりも減っていることが原因なのかなと。そう思うと、ダイエットというものは短期間で落とそうとするよりも、長い時間をかけてゆっくり落として行く方が良いのかもしれないと思える。特定の種類の食べ物を食べなくしたり、特定の種類のものしか食べなくするよりは、いつもと同じものを食べつつも食事量を減らすことで健康的に痩せるのではないかなと。

1か月ぶりの診察

20161007

約1か月ぶりに舌癌の術後の診察(外来)に伺った。以前から気になっていた切除部分の膨らみについて質問をすると「あー、肉〇(名称失念)ですね。よくできるんですよ。でもこれはちょっと大きいので塗り薬を処方しておきますね。」とのことだった。首のリンパも確認していただいたが癌の再発は無いらしい。入院中に先生から言われていた「舌に当たっている歯を削っておいた方がいい」の件について再度確認をしてみたところ、もう削ってしまって良い時期だし、削るのはどこの歯医者さんにお願いしても良いとのこと。逆に、この病院内の口腔外科でお願いできないかと聞いてみたところ、紹介状を書いていただけることになった。術前に口内のクリーニングをしていただいたこともあり、事情を知っている歯医者さんに削っていただいた方が安心できる。何かあればすぐに内線で確認できるようだし心強い。ということで歯は再来週、舌癌の外来はまた1か月後となった。

手術した側の口内に感じる苦味は相変わらずだが、物理的に「食べ物を食べる」という行為についてはだいぶ慣れた。痛みもほとんど感じない。おそらくもうどんなものでも食べることはできると思う。先生曰く「ある意味嘘をつくというか、苦く無いと思って食べることで脳をだますことができる。苦く無いと思って食べてみてください。」とのこと。「ホントかよ?」と思う反面、「そういうこともあるだろうな」とも思う。気にしないことが一番かもしれない。