久しぶりに舌癌の話。
今日はこれから大学病院へ行ってくる。とは言っても癌の治療をするのでは無く、今後は舌を噛むことの無いように、院内の歯医者さんで少し内側(舌側)に出ている歯を削ってもらってくる予定。削ってもらってくるとは言っても今日は初日なので診察程度だろうけれど。
以前も書いたけれど、舌癌が発症する原因はいまいち分かっていないらしい。酒やタバコが原因かもしれないとも言われているし、歯が舌に当たり続けることにより当たっている箇所が癌になるとも言われている。自分の場合もやはり原因は特定できなかったが、おそらくは寝ている間に舌を噛んだことに起因するものと思われる(自分で推測)。そのため執刀をしてくれた先生も、術後には歯を削ることを薦めてくれていた。
癌の話をしたのでついでに書いておくと、相変わらず転移の兆候は見当たらない。舌癌の場合は首のリンパに転移する確率が高いということだけれど、触ってもしこりは見つからない。だからと言って安心すること無く今後もお酒は飲まないつもり。タバコはもともと吸わないので大丈夫。
舌は術前と比べると、手術をした側に向かって少し曲がってしまっている。そして手術をした部分は膨らんでいるというかビラビラしているというか、まだ元には戻らない。そのせいなのか何なのか、聞き手側は問題無いと言うけれど、自分としては少し発音がしにくいことがあるし、話していると唾がたまりやすい。少し話しづらいこともあるので「話すのめんどくせぇなぁ」やら「話しかけられたく無いなぁ」と思うこともある。口内の苦味は相変わらずで、手術した側の舌はあまり味覚を感じなくなっていると思う。
今後これらが改善されるのかはわからないけれど、まぁ、特に落ち込んではいないのでご安心を。これが新しい自分だな程度にしか思っていない。「ニューあんくんがやってきた!」みたいなもんだと捉えている。