アイドルに思う

人間とは自分には無いものを求める傾向があり、そこを突けばビジネスは成立しやすいんだろうなと思っている。
僕の場合、ここ何年かはアイドルを追う傾向にあるけれど、僕がそこに何を求めているのかなと考えたとき、おそらくは笑顔なのかなと思えた。若い異性から向けられる笑顔。30代前半あたりまではまずまず身近にあったから、その意味では満たされていたんだと思うけど、オッサン化が顕著になるにつれ、お金と交換しなければ手に入れることができないものになってしまったのかもしれない。それが今の僕にとっての若い異性の笑顔の現在地。
笑顔があると何が得られるかというと、ドキドキだろうね。胸のドキドキ。これをときめきと言うのかはよく分からないけれど、ひとつ言えるのは、それがあると元気になるということ。なんかこう、やる気が出るし、身体も軽くなる(ように感じる)。やっぱりね、老若男女、ドキドキって大切なんだと思う。いくつになっても恋をすべき。うちの妻はプロレスラーが大好きだけど、それもドキドキだよね。なので正しい。どんどん好きになればいいと思う。健康の秘訣だと思う。
それと、アイドルを見ていると応援したくなるし、なんだかいろいろ教えてあげたくもなってくる。これは年長者ゆえの考え方だと思うんだけど、そのあたりのことも大事なことで、こう、なんつーのかな、うまいこと言えないんだけど、優越感的なものというか、支配下にあるかのように勘違いするというか、そんなものとのミックス具合がうまく行ってるというか、うまくやられちゃってるんだろうなとも思う。ドキドキと支配下のミックスな。遠い存在のようで、それでいて近くにいるような気もするし、みたいな。女性で言えば母性みたいなものなのかもしれないけども。
と、ここまで書いて気づいたけど、これってもしかするとキャバクラも一緒なのかもしれないなと。応援したくなるところ、笑顔がもらえるところ。ま、キャバクラへは行ったことが無いんだけど、要はビジネスの根幹って全て共通してるんだろうなーと思えたよ。ガワと言うか、アウトプットが違うだけ。おわり。