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診ていただいた

昨日の日記に書いた件、病院で診ていただいた結果、何でも無かった。「再発かな…?」と疑っていたので何事も無くてよかった。無事でなにより、よかったよかった。で終わってもいいんだけど、「舌癌」で検索してこの日記にたどり着いている方もいらっしゃるかもしれないので、その方々のためにもう少し細かく書いておくと、昨年の年末に舌のフチを手術で切ったわけだ。どうなのかなぁ、だいたい4cmくらいかねぇ、舌に沿って切ったんだけど、食事をするとたまに痛みを感じるのよ、そのあたりに。で、鏡で見てみるとそこが水膨れみたいになっていたり、血豆みたいなものが出来てたりする。2016年に初めて舌癌の手術をした際にも術後には似たようなことがあったけど、そのときとはちょっと違ったのよね、舌の状態が。なのでおそらくは大丈夫だろうとは思うものの、もしかすると…ってことがあったので、その水膨れやら血豆やらの写真を撮っておいて、昨日の検査の際に見ていただいたの。そしたらね、手術で切った部分がまだ完全にくっついて無いだけだから大丈夫だって。「また入院すんのかー、めんどくさいなー。」と思ってたんで、よかったッス。

何はともあれ、早期発見と医療保険、これに尽きるなと。余裕のある人はそれに加えて死生観。お勧めッス。

今日は…

今日は月に一度の通院の日。実は少し気になることがあるので、先生に聞いてこようと思う。

昨日、芸能のお仕事をされている方が、ステージ4の舌癌であることを公表した。それに対する報道を見て、舌癌ってのはまだまだ認知度が低いものなんだなと再認識させられた。

僕が初めて舌癌になったのは2016年の6~7月頃。寝ている間に舌を噛んだ。いつもならすぐに治るはずのその傷がいつまで経っても治らなかった。鏡で見てみると、傷口が白くなっていた。初めて見た。おかしいと思いすぐにネットで画像検索をすると、舌癌と称される画像が、僕のそれと同じだった。癌だと確信したものの、妻との沖縄旅行が控えていたので、すぐには伝えなかった。楽しく過ごしてもらいたかったから。癌を認知してから約1か月後、ようやく事務所近くの耳鼻咽喉科へ足を運んだ。舌を見せた瞬間に「舌癌かも」と言われ、大きな病院宛の紹介状を書いていただいた。大きな病院での検査により舌癌の疑いがかなり濃厚である旨を伝えられ、その日のうちに系列の大学病院を紹介してもらい、そこで舌癌であることを伝えられた。癌だろうと思ってから病院へと足を運ぶまでに1か月かかったけど、そこから癌の告知までは早かった。とてもスムーズに対応していただけて感謝している。

おかしな方向に受け取って欲しく無いんだけど、こういうのって運だと思っている。自分の運と言うよりは、 医師についての運と言うか。どの医師に診ていただけるのかによって、その後の展開は大きく変わるように思える。これは医師に限らずなことだけど、意識すべきは組織よりも一個人。僕の仕事の場合だと、年に何度か「いい制作会社知りませんか?」と聞かれることがある。でも世の中にはいい制作会社なんてものはなかなか無くて、ただ、いいディレクターなら心当たりがある。何が言いたいかというと、要は「人」だということ。仕事を受けるのは組織だけど、仕事をするのは人なのよ。人っていろいろでしょ。細かい人もいれば大ざっぱな人もいる。最初に大きなことを言う人もいれば、慎重な人もいる。仕事の出来栄えは個人の能力と相性により大きく左右される。医師も同じだろうというのが僕の考え。誰に診ていただけるのか、それによってその後の展開って大きく変わると思うんだよね。だからそこを指して「運」と表現した。担当してくれる医師との出会いに関する運。大きいと思う。

舌癌手術後1か月経過

舌癌(ステージ1)の手術をしてからそろそろ1か月が経過するみたい。なので現状について少々書き留めておこうかと。

まずは舌の状態だけど、まだ少し痛い。そして縫合した箇所が硬い。食べたり喋ったりはできるけど、例えば米のような粒状のものが奥歯とほっぺたの間に挟まった場合など、それを舌でかきだすことはできない。伸ばしたり動かしたりすると、その程度によってはまだ痛いからね。そんなときは口内に水を含んで軽めのうがいのようなことをしてかきだすしか無い。マナー的にはよろしく無いけれどどうにもならんからな。
食べることについて言えば、熱いものはまだ食べたり飲んだりするには厳しい。縫合した箇所がやけに敏感でね、熱さには弱いのよ。なので熱いものはある程度冷ましてから口に入れるようにしている。
で、過去の日記に「曲がっていた舌(過去におこなった舌癌(ステージ2)の手術の際に曲がってしまった)が今回の手術でまっすぐになったかも」と書いたけど、本日の時点では、以前よりはまっすぐにはなったけれど、それでもやはり縫合した側に向かって少し曲がっているみたい。なのでおそらくは以前よりは喋りやすくなってるし、食べやすくもなってると思う。理屈として。
それ以外はどうだろう、特に思いつくことも無いからフツーに生活できてるんだと思う。触る限りはリンパへの転移も無いみたいだし。

まーいずれにしても前回(ステージ2)よりはかなり楽よ。ステージ1とステージ2って全然違う。
っつーことで、術後1か月、順調でございます。

診察の結果とこれからのこと

昨日は人生二度目の舌癌の手術が終わってから初めての診察だった。年始ということで、いつもなら15分から30分ほど待てば呼ばれる診察も、中待合に入るまで1時間35分かかった。先生は「申し訳無いです」と仰っていたけれど、先生のせいでは無いし、特に何とも思わなかった。むしろ「ご苦労さまです」と言ったところだ。

癌には良性と悪性とがあって、それを見極めるためには時間がかかる。見極めている間にも癌は進行するので、最近ではそれを見極めること無く手術に踏み切るのが一般的だと思う。というか、僕の場合は二度ともそうだった。切除してから検査に出して、良性だったのか悪性だったのかが分かるのは手術の数週間後。昨日、その結果を伺った。結果としては予想通り悪性。さらに言うと、切除した舌は予想通りに浸潤は無かったので「深さ」については問題無いけれど、「横方向」については少し懸念があって、切除した部分のギリギリにまでザラザラな部分(と先生はよく口にする)があったので、もしかすると今回の手術で全ての癌を取り切れていない可能性もあると。なので今後も注視していきましょうとのことだった。
癌を取り切れていない可能性もあるということについて不安に思う人もいるだろうけど、僕の場合は特には何とも思わないというか、フツーなことだと思っている。切らないと分からないことはあるわけで、全ての検査を終えてから手術をするとなると、たとえばステージ1だったものがその間にステージ2や3になる可能性もあるわけで、ではどこを重視すべきかというと「すぐに切除すること」だと思える。また、手術の時点では舌のどこからどこまでを切除すべきかは分かりにくいのだから、そのあたりで予想と違う結果になることもあるだろう。素人考えとして、念のために大きく切るという方法もあるのだろうけれど、大きく切ることで患者に与えるマイナスもあるしな。一生喋りにくくなるとか、食べにくくなるとかさ、考えられるよね。であれば、なるべくでもそうならないようにしたいと思うのが通常だと思う。なので今回は結果として切除した部分のギリギリのところにもザラザラがあったってことであって、それはもう仕方の無いことだと思う。ザラザラがあったからといって必ず再発するわけでは無く、もしかすると全ての癌を取り切れている可能性だってあるのだから。むしろそっちの可能性の方が高いんじゃないかな。

ってことで、今後も通院して検査を受けて行くわけだけど、心配していてもしょうがないことなんだから、むしろ毎日を楽しく過ごしたいと思う。家族と、仲間と、思い出に残るような経験を重ねていきたい。