引き寄せの法則

20130424昨日、唐突に思い出したのですが、今から4~5年前でしょうか、「引き寄せの法則」ってのが流行りましたよね。「得たいものを具体的に思い浮かべ、それを既に得ていると思い込むことによって実際にそれを得ることができる。」のようなものです。「既に得たりと信ぜよ」ってのはこの世の法則だと思っているのでソコは僕もアグリーなのですが、まぁ、それはいいとして、引き寄せの法則と言うと真っ先に思い出す女性がいるので、その方のお話を少々。あまり細かくお話をしてしまうと誰だか分かってしまうかもしれないので、まぁ、お話できる範囲で。

彼女と僕が出会ったのは確か2008年、僕の(カウンセリングの)クライアントさんとして僕の事務所へとやって来ました。見るからに大きくて金色に輝くオーラを放つ彼女、カウンセリングなんて受ける必要無いのになぁなんてことを感じた(そしてそのまんま伝えた(笑))のをよく覚えています。
彼女の夢はどこかの国の王女になることでしたが、結果として3つの国の王子と懇意な関係となりました。後は彼女の決断次第では夢の王女になれるだろうというところまでたどり着いたのですが、彼女のなかにほんの少しだけ残っていた良心がとがめたのでしょう、その当時お付き合いしていた彼とのお付き合いを優先させたようです。

金色の大きく輝くオーラを放つ彼女、「成功するために生まれてきた」とも言えるモノをお持ちとも思うのですが、彼女を見ていると、生まれ持った運に頼るだけではなく、かなりの努力をしていたことが分かりました。
まずはお目当ての王子様に自分の存在を知らしめねばなりませんよね。そこで彼女は王子のスケジュールを確認するところから始めます。王子が海外に滞在をするタイミングに合わせてその国(都市)の最高級のホテルを1週間抑え、ホテルのロビーで一日中お茶をするのです。すると、然るべきタイミングでロビーに赤いじゅうたんが敷かれるそうです。そう、王子のお出ましです。王子がやってくる前には必ずお付きの人がホテルの警備にあたるそうで、彼女はその警備の男性と仲良くなることから始めるのだそうです、若干の色仕掛けとともに。警備の男性と仲良くしているうちにお目当ての王子が現れるそうですが、警備と仲良くしていることで警戒心の薄くなっている王子はかなりの確率で声をかけてくるとか。そうなればもう彼女の思うつぼです。夜のパーティーに招かれ、共にお酒を飲んで…とまぁ、その後もいろいろあるそうです。

と、簡単ではありますがこんな感じです。
「引き寄せの法則」と言うけれど、努力に敵うものは無いと思います。「既に得たり」と想像しているだけでは、道が開ける前に歳を取ってしまうように思うのです。全否定をするつもりはありませんが、この世の中、つまり三次元の世界で生活をしているのですから、現実と向き合って、バランスよく生活をしましょうよと、そう思うのです。

フリーダム

20130419生き方ってのは言うまでもなく人それぞれなのだけれど、その「人それぞれ」ってのを理解できていない人が多いんじゃなかろうかと思うことがあります。
人それぞれってことは「自分次第」ってことですよね。基本、自由ってことです。フリーダムです。たとえば、義務教育を修了したら進学し、入社し、家庭を持ち、子供を作り…って流れは多くのパターンであり国も喜ぶかもしれませんが、義務ではありません。義務教育終了と同時に長野の山奥に籠って星の観察に精を出してもいいですし、クマと生活してもいいですよね。自分の人生なのですから、自分の思うように、自由に生きて行くことが人間らしいことであろうと思うのです。そして大切なのは、自分で撒いた種は必ず自分の手で刈り取るということだと思います。それさえできていればいいんじゃなかろうかと。

僕たちは義務教育を通して「右へならえ」的な育て方をされてきたのかな?そんなことを思ったのは高校生の頃だったと思います。特にソレに対して憤慨したわけでも何でも無いのですが、大切なのって「個」としての意識であり、それを最大限に使うことなんじゃないかと思います。人間ってマシーンじゃ無いですからね、平田淳嗣さんを除いては。