元気の源

20160804

昨日は一日かけて検査をしていただいた。歯やら呼吸やらCTやらMRIやらレントゲンやらもろもろと。進行性の病を抱える人間にとって、これだけ一気に検査が進むのは有難いこと。それらの検査結果をもととして、今日の午後に今後の治療方針が確定される予定。現時点では「1から2という印象」と言われているステージも確定に至るのだと思う。ちょうど今仕事が忙しいので、手術と入院がいつになるのかは弊社としては重要なこと。昨日も僕がいない間、部下たちが頑張ってくれた。今後も確実に迷惑をかけることになるのでとても申し訳無く思っていると同時に、感謝している。全てに感謝。
それにしても若い女性の先生やらスタッフの方々を見ると全員かわいく見えてしまうのはなぜだろう。「実際にかわいいから」と結論付けるのがオールハッピーか。男性からすると可愛かったり美人な女性が担当してくれると気分が高揚するし、女性からするとイケメンが相手をしてくれると嬉しいだろうから、「病は気から」を考えると、医療機関のスタッフが美男美女だというのはとても良いことだと思う。それだけで元気になってしまう。異性の存在は大きい。

なお、今日は猫の写真をアップしてみた。角シリーズはまだまだたくさんストックがあるけれど、今日はなんとなく猫ということで。

良かったこと

20160802

そんなこんなで都知事は小池さんに決まったものの、小池さんを推した自民党所属の皆さまは除名になるのかね。そんなことをしたら大変なことになるのだろうな。菅さんが外国人から献金を受けていた問題もその後どうなったのか分からないけれど、今は自分から遠いところにある問題はさほど気にならない。都民だけれど都知事のことなど気にならない。頭の中にあるのは家族のこと、友達のこと、写真のこと、仕事のことだ。おそらくそれ以外のことは人生において核になるようなものでは無いのだと思う。病状が進むともっと限定されていくのだろう。最初に「癌の可能性がある」と言われたときと同じように。
ここのところ同じようなことばかり書いてしまっているけれど、病気になって良かったのは、自分にとって大切なものの取捨選択ができたことだ。今浮かんでいるこの気持ちというか考えというか、これは忘れてはならないことだと思う。

明日は一日中検査をする予定なので、おそらく日記はお休みです。アディオス。

お守り

20160801

舌癌になったという日記を書いたらかなりの数の方々からリアクションをいただいた。なんだか皆さま申し訳ございません。語弊があると少し困るけれど、もし周りの誰かが死を迎えたら驚くし悲しむとは思うものの、自分の死に対してはさほど特別なものと思っていないというところがあり、それ以前にお医者様から現時点では初期の癌との印象だとのことをお伺いしていたため、さほど考えもせずフツーに日記に書いた次第。この週末に何人かの友人たちにお会いしたが、お会いできた方々はもしかするとあまりにもいつも通りな自分に驚いたかもしれない。現時点では痛みも無いし、精神的にもいつも通りなので。先日の日記に書いたか否かは忘れたが、自分は大丈夫でも、病気になるということは周りの皆に対して申し訳ないものだなと思った。
これからまた検査を受けて、それから日程を決めて手術と入院をすることになるのだと思う。自分は会社員では無いので抱えている案件をどうにかする必要がある。以前から念のために引き継ぎ用の資料を作ってはいたものの、こんなに早く使うことになるとは思わなかった。今日はひとつだけ仕事を引き継いでもらった。うまくできますように。そして今日は部下からお守りをいただいた。ホント、なんだか申し訳ありません。