仲間の個展

僕の写真仲間が立て続けに個展を開く。仲間が個展を開くというのは嬉しいこと。写真を通して己の中身をどんどん世の中にひけらかせばいい。
で、本人たちと会話をしていないのでどんなコンセプトの写真展なのかは知らんけど、と言うか、それは各紹介ページを見ていただければいいのだろうからそっちを見ていただくとして、ここには僕が思う本人たちの印象、そして彼らが生み出す作品に対する印象を勝手に書こうと思う。作品見てないから雰囲気で書くけどな(笑)。

まずは亮くん。「#daily_border」という写真展を開くみたい。場所はRoonee 247 fine arts。期間は今日から3月8日まで。詳細は以下ページを見てちょうだい。
https://www.facebook.com/events/555196531743446/
亮くんの作品はさ、制作の途中までは拝見させていただいていたの。毎日撮ってたんだよ、亮くん。亮くんはいろいろなところに通って写真の勉強をしているし、いろいろな作品を見ているので、頭のなかは写真に関するいろんな考え方が詰まってる。それでいて、本人は真面目な性格であり、あとは本人が気づいているかは知らないけれど、ちょっと変わったところもある。ベーシストでもある。まとめるとだな、真面目だけどちょっと変わったところもある亮くんが、「果たして写真とは?」ということを世間に問いかけつつ、自分でもその答えを模索し続けるなかで、ひとつの指標としようとしている作品、ってところかな。知らんけど。自分でも書いてて分かりづらいと思うわ。
正直、好みは分かれると思う。興味の無い人からすれば「なんじゃこりゃ?」だろうし、長いこと立ち止まって見つづける人もいるだろうし。そんな方々を見つめながら「それもアリだよね」なんてことを思う亮くんの姿が頭に浮かぶ。斜め上あたりから見つめてそうだよね、亮くん。

はい、次は荒居さん。僕のアイドル荒居さん。荒居さんは「つづくくらし・京大吉田寮写真展」という写真展をSHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERSってところで開くみたい。3月2日から8日までだって。
https://www.facebook.com/events/509312453026124/
荒居さんは僕が出会った頃、あれは何年前なんだろうか、7~8年くらい前なんだろうか、正直覚えていないけれど、その頃からいろんな大学に潜入して写真を撮っていた。潜入とは言っても入っちゃいけないところに入るわけじゃ無く、誰でも入っていいところで写真を撮っていた。印象に残ってるのは部室の写真でね、だいたい汚いのよ。体育会系の男性であれば察しは付くと思うけど、まぁあんな感じの汚さなんだよな。それを見て僕は懐かしさを感じるし、女性が見るとどうなんだろう、目新しさなのかな、そんなものを感じるのかもしれないね。まぁ平たく言えば、なんつーか、甘酸っぱい「あの頃」を思い出すのかもしれないね。肌に残る感覚とか、臭いとか、湿度なんかと一緒にさ。人それぞれのあの頃。
で、今回は吉田寮を作品にしたとのことで、どうしてそうなったのかは知らんけど、あの荒居さんが撮る写真だから、安心して見られると思う。画面構成が好きなんだよなー、荒居さんの写真。なんつーか、肌で感じられる作品なんだろうなと。
で、荒居さんの推しである白石さんが卒業したら、次はモーニング娘。の15期メンバーに気づいてくれればうれしいなと思う。

妻が撮る写真

3年くらい前だったかな。いや2年前だったかな。細かなことは忘れたけれど、いつだかの年末に、我が家のNASが飛んだ。そのNASにはそれまでに撮影した全ての写真のデータが入っていた。個展のデータも日々の記録も何もかも。専門の業者さんに依頼をして復旧をしてもらったけれど、どの程度のデータが復旧できたのかはよく分からん。なぜ分からんのかというと、データを復旧したことによりファイル名もフォルダの構成も吹っ飛んでいるので、一見して何のデータだかが分からん状態なのよ。ファイル名が数字の羅列になってんの。だからダブルクリックして開いてみないと分からんのよね。そんなんが何万ファイルもあるからさ、こりゃ開いてらんねーぞってことでずっと放置してたの。その放置してた作業にね、数か月前からやっと着手し始めたのさ。NASが吹っ飛んでから2年だか3年だか知らんけど、ようやく鬼のようなダブルクリックを開始したのだよ。
復旧されたデータはさ、僕のものだけでは無くて妻のものも含まれてるの。なにせダブルクリックしないと何のファイルだかが分からないから、開いてみて「あ、これ妻のだ。」ってこともあるわけさ。低くない確率で。でね、ここからが今日のキモなんだけど、その妻が撮った写真がさ、これがまたいい写真なのよ。

2年半くらいだと思うけど、毎週末に早起きをして、妻とともに夜明け前の海の撮影にでかけていた。車で片道1時間以上かけてな。僕は波打ち際をモチーフとして「目に見えぬ世界」の撮影をしてたんだけど、妻はそんなめんどくさいことはせずに、波打ち際の美しさを捉える作業(と貝殻集め)に精を出していた。その写真をここ1か月くらい見続けているんだけど、妻が撮る波打ち際は本当に綺麗。美しい。僕とほぼ同じ場所を撮っているにも関わらず、アプローチが全然違うからさ、全くの別物なの。これ、もっといろんなところで発表した方がいいと思う。
妻がさ、何年か前のグループ展で波打ち際の作品の展示をしていた際に男性に話しかけられてんだって。「この写真を撮ったのは誰?」って。「私です。」と。「森永純を知ってるか?」と聞かれたとのこと。どうもその男性はユージン・スミスさんの元アシスタントの方だったらしく、その関係もあって森永純さんのお名前が出たのかな?いや、単に妻の作品を見てピンと来たんだろうな。森永純さんのお名前を出していただけるだなんて、有難いね。

っつーことで、最後はなんとなく濁して書いたけど、とにかく言いたいのは、妻が撮る写真は僕なんかより5万倍くらい美しくて、2年半撮りためた波打ち際の写真は素晴らしいからまたどこかで展示した方がいいだろうし、既に撮りためている別の作品もきちんとまとめてどこかで発表した方がいいのにと思えるぞということだ。こんな作品が世に出ていないなんて勿体ない。妻の作品を見て、心動かされる人は少なくないだろうと思うんだよね。