ファンクが好き

久しぶりに驚いた。フィロソフィーのダンスに驚いた。フィロソフィーのダンスってのはアイドルグループなんだけど、やってる音楽がさ、ファンクなのよ。だからアイドルという位置づけではあるけれど、ファンクなのさ。例えばアレだ、BABYMETALはアイドルだけどヘヴィーメタルでしょ?それと一緒。フィロソフィーのダンスはファンクなの。
で、話を「驚いた」というところにまで戻すとね、どれくらい驚いたのかというと、大学生のときに初めてジャミロクワイを見た(聴いた)ときと同じくらい驚いた。当時は部屋にいるときは常にスペースシャワーTVを付けっぱなしにしてたんだけど、そしたら突然流れたのよ、『When You Gonna Learn』が。「なにこれ!」と思った。ビージーズやらクール&ザ・ギャングが好きでさ、そんなファンクミュージックばかり聴いていた僕からすると「なにこれ!」なわけよ。「え、これって70~80年代あたりの人なの?」と思った。でも調べてみたら新人さんだっつーじゃない。そりゃー驚いたよ。という驚きと同じくらいフィロソフィーのダンスに驚いたのだ。アイドルだと思ったらファンクだった。不意打ちだった。好き。
ちなみにさ、僕はハロプロもファンクだと思ってるんだよね。もちろん作曲者はいろいろだから全部が全部では無いけれど、つんくさんが作る曲はどこかファンクの臭いがしてな。それも理由のひとつなんだよな、ハロプロが好きなのって。

かわいいのか否か

ここのところ、我が子は寝る前にぐずるようになった。以前は比較的スムーズに寝てたんだけど、大声で泣くようになったのよ。あまり疲れていないから眠く無いのか、暑いのか、布団が硬いのか、おっぱいが飲み足りないのか何なのか。教えてくれないから分からないんだけど、そんなときは抱っこしてベランダに出ることが多い。ベランダに出るとキョロキョロして周りを見るの。その作業を続けていると多少は疲れるみたいで、そのまま寝ることもある。一昨日だったかな、寝かそうとしたらやはり泣き出してね。その日は注文していた「モーニング娘。’20」の初回特典付きの限定版のCDが届く予定で、その時には既にポストに投函されていたみたいだったから、これはグッドタイミングってことで我が子を抱っこしたまま1階のポストを見に行った。
エレベーターを降りるとすぐにどこかのおばさんに遭遇した。我が子を見て「わ~、かわいいわね!」と言ってくれた。そこまではいいんだけど、続けて「お名前は?」と。僕は個人情報の取り扱いには十分に気を付けているのだけれど、同じマンションの住人から名前を聞かれて答えないわけにもいかないかなと思え、「〇〇です」と伝えてしまった。なんか悔しい。で、けっこうすぐに別れ、そこからポストに向かおうとしたら今度はオッサンが近づいてきて「お!かわいいな!」と。しかもオッサンもポストに向かうところだったらしく、そこまでランデブーをすることになった。歩きながら、ポストを開けながら、エレベーターに乗りながら「かわいいな!」を連呼してくれた。僕の方が先に降りたので、オッサンに向かって我が子の手を降り「ほら、バイバイって」と言いながらお別れした。
普段買い物をしているときにもかわいいかわいい言いながら寄ってきてくれるご年配の方々は多いんだけど、こんなときにいつも思うのは、我が子を見てかわいいと言ってくれる方々は「我が子」という特定の個体に対してかわいいと言ってくれているのか、それとも「赤ちゃん」という大きなくくりに対してかわいいと言っているのかどちらなんだろうかということ。いやさ、ビジュアルの好みって人それぞれじゃない。実際、僕が見ても「この子はかわいいな」と思える子もいれば「この子はお父さんに似ちゃったんだな。」と思える子もいるわけで。だからみんながみんなかわいいわけじゃ無いと思うの。それにも関わらず道行く多くのご年配の方々が「かわいい」と言いながら寄って来てくださるわけでさ、ということは、特定の個体に対してかわいいと言っているのではなく「赤ちゃんはかわいいな」という目で見ているのではなかろうかと推察しているのよ。我が子ですからかわいく無いよりはかわいいと思っていただけた方が嬉しいんだけど、なんかこう、ここまでかわいいかわいい言われると「そうじゃろう。僕らの子供だからな!」みたいに調子に乗ってしまいそうな自分もいるので、「うん、この人たちは我が子を通して全世界の子供たちにかわいいと伝えているに違いない」と思うようにしようと思っている。その方が安全だなと。我が身がさ。

ファンクラブに入った

生まれて初めて入会したファンクラブは、中学1年生のときに入ったデュラン・デュラン。手作りの会報誌を毎月楽しみにしていた。次に入ったのはももいろクローバーZ。それは2012年か2013年くらいに入ったんだと思う。一旦辞めたんだけど、有安が抜けたときに応援の意味を込めて再入会した。で、数日前、人生3度目のファンクラブへの入会申し込みをした。送り先はアップフロント。そう、あのハロー!プロジェクトのファンクラブへの入会申し込みをしたのだ。
ここ数年、ハロプロが擁するいくつかのアイドルグループのことが好きでね、あまりに好きなのでもう何度も「ファンクラブに入ろうかな」と思ってたの。でも僕はコンサートを見に行くわけでは無いし、グッズを買うわけでは無いし、お気に入りのアイドルからバースデーカードを送ってほしいとも思っていないので、ファンクラブに入ったところでこれと言ってメリットは無いだろうと踏んで、入会はしなかったの。ではどうしてこのタイミングで入会申し込みをしたのかというと、アレよ、モーニングの15期の加入がきっかけよ。アイドルってのはハロプロに限らずその成長を暖かく見守るものだと思ってるんだけど、2日前に発売された『LOVEペディア』のMVを見てね、驚いたの。「加入当初のあの状態からこんなに成長したのかよ!」とね。だってさ、15期メンバーの北川莉央ちゃんは、なんとジャンプもできなかったんだよ?ジャンプができないって分かる?想像できないでしょ。僕も想像できないんだけど、メンバーの話を聞いていると本当にできなかったみたいなの。ジャンプの仕方が分からないんだって。歌もダンスも未経験で、しかもジャンプができないという筋金入りの彼女が、もうこんなにアイドルらしい動きや表情ができるようになったのかと思って感激してさ。その感激の勢いそのままに入会申し込みをしたのだよ。だからちょっと見てくれ、『LOVEペディア』のMVを。誰が誰だかは分からないだろうけど、15期推しで作った曲だからどの3人が15期だかは分かるだろうから。

っつーことで、おじさん明後日で48歳になるんだけど、これからは北川莉央推しで行くことにしたから。本当は道重を尊敬しているし、ももちを尊敬しているし、平たく言えばハロプロを箱で推してるんだけど、数日前から「北川推しです」ってことで行かせてもらうことにしたから。相変わらずコンサートには行かないしグッズも買わないけどな。