自然派ワイン

昨晩は安西家の全員の帰りが遅くなったので、家族揃って外食をすることに。
お目当てのお店に行ったら「今日は満席です」と冷たい態度であしらわれたので、商店街の先の方にある、普段は通らない道沿いにあるイタリアンのお店に入ってみた。初めてのお店なので、おそらくはそのお店の顔的メニューなんだろうなということで、コース料理を頼んでみた。味はまずまず。
前菜が二種類でてきたあたりで、普段はお酒を飲まない僕でさえ、ワインが飲みたいなと思えた。お酒とのマッチングを考慮したうえでの味付けなんだろうなと。壁には「自然派ワインを中心に取り揃えています」と書かれていた。何をもって「自然派」なのかなんてことはお酒に関する情報弱者である僕には知る由も無いけれど、自然派ワインと聞いて頭に浮かぶのは、過去に僕とのご縁があったYさんのこと。
Yさんは、僕と知りあう前はフランスにワインの修行に行っていたらしく、僕と知りあってからはイタリアへと旅立ち、ピエモンテのワイン農家(?)に弟子入りをした。今もそこでその自然派のワインを作っているはず。Yさんからは日本では発売されると同時に瞬殺されるほどのカルトワインだと聞いていたので、店員さんに「置いてありますか?」なんてことは聞かなかった。無駄なんだろうなと思えて。でも、彼女が作ったワイン、一度飲んでみたくてね。どこかで出会えないかなと思っている。