白神山地への旅

この連休を使って、かねてから気になっていた白神山地を訪れた。今回は秋田の大館能代空港から入り、レンタカーで海沿いを北上し、初日は十二湖を中心にパトロール、二日目以降は暗門から白神山地を散策し、青森空港から帰るという計画。
今だいぶ疲れてるのでそれに合わせて話もだいぶ端折ることにするけども、心配性の良さが発揮されて、全ては計画通りにスムーズに進んだのよ。心配性は事前の計画を綿密におこなうからね。突発的なトラブルに弱いから。白神山地の散策はもしかすると三日目にまでこぼれるかなーと思っていたけれど、全て二日目に終えることができた。なので逆に三日目がノープランになったんだけど、二日目の宿を出発する際に宿のおばさんでは無くお姉さんが「十三湖は綺麗よ~!」「メロンロードにある斉藤商店のメロンが凄くおいしいの!」と仰るので言われるがままに車を走らせたら、メロンが本当に驚くほどに美味しくて、どれくらい美味しいのかというと、メロンが嫌いな僕がすごく美味しいと思えるほどに美味しかった。お店のお姉さん、つまりは斉藤さんだと思われる女性が「うちのメロンが一番美味しい!」と観光客に向かって繰り返し演説していたけれど、本当のことなので仕方が無い。そこは声を大に自慢していいところ。我々は「はは~、参りました~。」と言うしか無い。頭を下げたままメロンの発送をお願いした。
で、十三湖を周り、ゴーカートと言う名のウサギの遊具に(妻が)乗り、それでも時間が余ったので、思い切って八甲田まで車を飛ばし、前回の奥入瀬の旅の際に大雪のため断念したグダリ沼を見ることができた。グダリ沼、入口付近から花は咲いてるわ明るい緑が風にそよいでるわで天国だった。前回の雪の八甲田超えでは死を覚悟したけれど、今回ついに天国へ行けた。
それで思いだしたけど、秋田と青森をまわっている最中に「賽の河原」と名乗る場所を3箇所みつけた。なんだろう、東北の方々はあの世が大好きなのかな?僕も嫌いじゃ無いけど負ける気がする。というところで本当に疲れたのでおわりにするよ。サラバイ。