やっぱり分からない

皆忘れてるかもしれないけれど、愛知トリエンナーレのアレさ、僕はまだ腑に落ちてないというか、嫌な出来事だったなと思っている。人物が写った写真が焼かれている様子を映像として流すことの何がアートなのか。ここでいう「人物」とは昭和天皇のことだけれど、そのこと、つまりは昭和天皇の写真を焼いている様子を映像として流している作品の展示を税金を使って行っており、さらにはその補助金を文化庁に申請する際にはその(そのような)作品が展示されることを事前に知らせていなかったことが問題であるということを報じようとしないテレビ局とは何なのか。放送法とは何なのか。「現代アートだ」と言う人もいるけれど、現代アートについて調べる限り、その作品は現代アートの範疇には含まれるものでは無いと思える。作品と呼ぶことすら嫌になるほどの単なるプロパガンダ。
前々から思ってるんだけど、やっぱりさ、正確にものを伝えてくれるメディアが必要なんだよな。事実を淡々と流し続けるメディア。政治家が悪事を働いていればそのまま伝えればいいし、桜が咲いたならそのまま伝えればいいし、領海が侵犯されているのならそのまま伝えればいい。偏るな。そのまま伝えろ。判断はこっちがするから。
僕はNHKが好きでよく見てるんだけど、それでもやはり少なくないアレはある放送局なようだから、NHKは一旦解体してさ、新たに国営放送局として再出発させるが良いと思える。そこで淡々と、粛々と、事実のみを垂れ流してほしい。