男性の場合

有名な男性俳優が自殺したとのこと。ご冥福をお祈りいたします。
そのニュースを見て頭に浮かんだのは、僕が産業カウンセラーの勉強をしていた頃のこと。そこで習ったの。女性よりも男性の方が自殺者が多いって。しかも圧倒的に。何倍だったかは忘れたけど、かなりの差があったことは記憶している。
男性はね、相談しないんだって。悩んでいてもなかなか相談しないらしい。だからそれに耐えきれなくなってからの自殺が多いんだって。女性は相談するらしい。相談したうえでそれでもダメだった場合が自殺なんだとか。だから男性が悩みを吐露するときは要注意だと。それはもう悩みに悩んだうえでの吐露であるケースが多いから、その時点では既に心の病になっているかもしれないと。これ、性別だけで判断するのはちょっとアレだなとは思うけれど、なんとなく分かる部分もあるわな。
だからね、世の男性諸君は悩みがあったら吐き出せばいいのよ。辛いとか苦しいとか腹立たしいとかさ。それ、かっこ悪いことでは無いから。自然なことだから。自然な感情だから。それに蓋をする方が自然じゃ無いのよね。蓋をするってことは自分に負荷をかけてるってことだから。無理してるってことだから。だからどんどん愚痴をはけばいいのになと思ってる。
あとはね、早いとこおじさんになっちゃいなよとも思う。おじさんになるとね、なんかこう、いろんなことに無責任になれるところがある。無責任になるというか、緩くなるというか。「あ~、それね。そうね、なんでもいいわ。」とか「任せるわ。」みたいな感じになる。だからはやくおじさんになるといい。おじさんになれば分かる。緩い世界が待っている。知らんけど。