手縫いをする

保育園に持っていかねばならないもののひとつにお昼寝用のシーツがある。そのシーツには大きく名前を書いた布を張り付ける必要があるの。シーツに直接書いちゃってもいいのかもしれないけど、見せていただいた見本には布が縫い付けられてたからさ、その通りに作ろうと思って。その作業をさ、やろうやろうとは思いつつも、家にいると家事に追われるのとリラックスしちゃうのとでなかなか重い腰が上がらない。なので思い切って事務所でやることにした。仕事の空き時間にやろっかなと。
布に名前を書く作業は妻にお願いした。というか、妻は字が上手なのでなかば必然として妻が書くことになった。その布とシーツと針と糸とまち針を持って事務所へ行き、2~3分ほど思案をした結果、当初そこでやろうと思っていたミーティング用の机では無く、自分の作業用の机に座ってやることにした。パソコンの前でやった方が仕事のメールが届いたらすぐに対応できるからそっちの方がもろもろ効率的かなと思って。
針仕事なんて何年ぶりだろう。もしかすると小学生の頃の家庭科の授業以来じゃなかろうかとも思ったけど、お気に入りの布のバッグが破れてさ、その破れたところにアップリケをした時にやったんだったわ。だから数年ぶりだね。でもアレだ、今回はシーツにA4サイズの布を縫い付けないとならんから、アップリケとは比較にならんくらいの作業量なのよ。しかもシーツは3枚な。だから3回もやらないとならないの。
実際ね、大変だったわ。久しぶりだから感覚がつかめなくて、最初の1枚は2時間くらいかかった。まち針もあまり使わなかったから微妙に斜めに縫っちゃってたり。2枚目からは一気にスピードが上がって1時間で完了。まち針も1辺あたり3つは使ったから綺麗にできた。3枚目は疲れが出て1時間15分くらいかかったのかな。まぁとにかくは疲れたよ。
細かい作業は疲れるね。でもなんつーか、「針仕事をする」というニッチっつーか今後またやることがあるんだか分からんような作業だったけど、やった分だけ人間的なスペックは上がったと思えばいい経験だったと言える。
我が子が保育園に通い出すことで、もっともっとスペックは上がって行くんだろうなと思える。今後も待ってると思うんだよね、未知の体験が。子供と共に成長できちゃうね。