コロナウイルスと定期検診

我が子の保育園の入園式が無くなった。コロナウイルスのアレのおかげで、今年は入園式はやらないんだって。子供がらみの初めてのイベントごとだったから楽しみにしてたのに。ライカにしようかなーとか、いややっぱりそこは動画でしょうとかいろいろ考えてたのにな。仕方無いね。

で、昨日は月に一度の定期検診に行ってきた。このご時世なので、大学病院なんてところに行くのは嫌だったんだけど、これも仕方無いもんな。定期的な検診は必要だもの。なので上から下まで防菌のスプレーを振りまいて完全防備をしたうえで行ってきた。
耳の下あたりから鎖骨にかけての手術痕、つまりはリンパのあたりを触診しながら「痛いとかありますか?」と先生が言う。痛いというか、切ったあたりは常に軽く痺れているというかそんな感じなので「痛いと言えば痛くはあります」と答えたら、その場で超音波(エコー)の検査を受けることになった。首にヌルヌルを塗ってそこに機械を当てながら「う~ん」なんてことを言うもんだから「あぁ、また仕事休まないとならないのかな。今休んだら大変なことになるかもな。」なんてことを考えてたんだけど、「心配させてごめんなさい。全く問題ありませんでした。」と言われた。「(こうやって検査をしてもらえると)安心します。」と答えた。また手術なのかなと少し覚悟をしたけども、しないでいいみたい。
癌のことは一通り終えて、次回の検診の話になると「このご時世ですので、僕はなるべく病院には来ないでくださいとお伝えしているんです。僕はいつ感染してもおかしくない立場であって、僕を介してみなさんにウイルスをうつしてしまう可能性があるわけですから。」と。「でも安西さんは年齢も若いですし、もし感染しても大きな影響が出るとは考えにくいです。手術してからまだ時間も経っていませんし、安西さんの場合は月に一度の検診ができればと思うのですが、それで良いですか?」と。なので笑顔で「はい。」と答えた。なんつーか、改めて「信頼できる先生だな」と思えた。患者ファーストで物事を考えてくれる。この先生と出会えて本当に良かった。感謝だよ。