やってみたいこと

何をするにも腰が重い人間だと自分では思ってるんだけど、なんだかんだ興味があることには首を突っ込んでるからそんなこと無いのかもしれないなと思えなくも無い。
最近の話で言えば、数か月間スペイン語にチャレンジしていた。自分でもイマイチ分からんのだけど南米の方々と仲良くなりたいという願望が昔からあってね、ではその方々とお話をするには何語をマスターすればいいのかなということを調べてみたら、なんだかんだスペイン語がいいんじゃね?という結論に達したもんで、勉強してたのよ。スピードラーニングで勉強してたんだけど、アレってさ、やってみてわかったんだけど、たぶん英語だったら勉強になると思うの。最初はさ、聞き流すことを要求されるんだよね。英語だったら多少は知ってるじゃんか。知ってる言語だったら聞き流すことでなんとなく頭の中に残るのかもしれないなと思うんだけど、スペイン語ってほとんど分からんからさ、聞き流す作業を何か月繰り返しても頭に残らんのだよ。「これ、大丈夫か?」と思って何回か説明書っつーか勉強への取り組み方を確認してみたんだけど、何回確認しても「聞き流せ」って書いてるからさ、その通りにしてたんだけど、まぁ早い話が僕には合って無かったようだ。「僕にとってスペイン語習得のための教材としてスピードラーニングは合わない」ってことが分かったことが収穫だ。
話を戻す。でね、スペイン語以外に最近「やってみたいぞ」と思うようになったのが「寅さんを全話見る」ということ。寅さんって一度も見たこと無いの。興味も無かったの。事務所にあるブルーレイによく分からん番組が勝手に録画されるようになってるんだけど、それにさ、録画されてたのよ、寅さんがらみの番組が。それをお昼ごはんを食べながら見ていたら、「あら?寅さんって面白そうだな。」と思えるようになったの。義理・人情とかさ、なんかそのあたりのことがいっぱい詰め込まれてる映画なんじゃなかろうかと思えて、なんかいいなと。寅さんを見ることで、歳をとるごとに硬くなってしまった僕の心が柔らかくなるんじゃなかろうかとも思えてね。心を動かすって大事じゃんか。寅さんにはそれができるんじゃないかと思って。ってことで、寅さんを全話みるってこと、そのうちやってみたいぞと思っている次第なんだけど、なんか、渥美さんが亡くなってから寅さんに代わる映画を西田敏行さん主演で作るとか言ってたと思うんだけど、アレ、何だっけ。世界を股にかけるとかなんとかそんな題名だったような気がしなくも無いんだけど。あの映画、どうなったんだろう。