自己開示

日記を付け始めてから25~6年くらい経つんだと思う。日記をつけはじめたきっかけは、某ドーナツショップのくじ引きで日記帳が当たったこと。せっかくもらったんだからつけてみようかなと思って始めてみた。そこから数年間は紙媒体の日記帳を使ってたんだけど、自分のホームページ(当時の言い方)を作った際に、客寄せ的要素のひとつとして日記のページを作った。更新の頻度が高いコンテンツがあると所謂リピーターを増やすことができるからね。それが20代の後半あたりでさ、その頃から現在に至るまで、日記をデジタルで管理するようになった。
自分の日記を全世界に向けて開示するなんてことは狂気の沙汰だと思う人もいると思う。むしろ開示していない人の方が圧倒的多数でしょう。ではなぜ僕がその行為を続けているのかというと、僕は会社員じゃ無いからさ、自分で自分の存在を世に知らしめることが大切なことだと思えるからなのよ。世に知ってもらうことで自分を成り立たせているというか。うん、なんかいまいちだな。なんだろう、なんつーか、あれですよ、会社員を辞めてフリーランスになったばかりの頃に思ったのは、僕は自分で自分のことをプロデュースしていかないと、いつまで経っても僕という存在を世の中の人は知らずに終わるんだなということ。自分で自分のことを宣伝しないと、いつまで経っても仕事なんてやって来ないってことよ。なかには宣伝なんかしなくてもうまいこと世の中から発見されて仕事が舞い込んでくるなんて人もいるけれど、そんなの一握りだからね。だから凡人である僕は自分でアピールしないとならないの。自分でホームページを作ってそこに自己開示のツールでもある日記を載せるってのは、そういうことなの。待ってちゃダメなの。自分から求めていかないと。自分から求めながら、求めたものがやってきたときの受け皿となるのがホームページであって、僕の日記であると。うん、まずまず満足。
っつーか、何を書こうとしてたんだっけ。こういうことを書きたかったんじゃなかった気がする。忘れちゃったけど、もう僕も48歳なんだからそれも仕方がないし、なんとなく文章もできあがったわけだから、今日の日記はもうこれでヨシってことにしよう。「歳も歳なので大切なことは常にメモをするようにしています」ってことも開示しておきつつ、今日の日記はこれでおしまい。皆さま、よい週末を。