後輩に会う

大学時代の後輩に会った。僕が通っていたのはお茶の水にある大学なんだけど、大学入学と同時に高校の頃の先輩から誘われて、その先輩が通う金沢八景にある大学のサークルに参加をさせていただいていた。先輩はバレーボールとバスケットボールのサークルに参加をしていたので、僕もその両方に顔を出していた。その後輩とはバスケットボールのサークルで出会い、なぜだか僕のことを慕ってくれていて、あれから30年が経とうかという今でもこうして関係が続いている。どうもこう、僕はその頃に出会った方々からはあまり好かれていなかったようなので、あの頃に出会った人物にも関わらず、ここまで慕ってくれているのは稀有なことだと認識している。素直に感謝している。
特にこれといってたいした話をするわけでは無く、子供の育て方について聞いたり、病気について聞かれたり、彼女が作っているグラノーラについての話をしたり、これからどうしたいとか、どうすればいいのかなとか、そんな感じ。グラノーラは本当に美味しいと思う。これまでに食べたことがあるグラノーラは、なんつーか、いかにも「健康に気を遣っています」みたいな味だなと思えてたんだけど、彼女が作るグラノーラは普通に美味しい。それでいてグルテンフリー(だっけ?)だったりする。自分の子供の補食として作ったのが最初なんだって。だから本当に身体に悪いものは入っていないし、それでいて美味しく食べられるようにできているし。今は彼女の知り合いのヨガのスクールからお願いをされて販売をしている程度で、今後は大きく売りだしてみたいなという気持ちもあるみたいだけど、ちょっと怖さもあるみたいでな。病気については僕の癌の話もそうなんだけど、どちらかと言えば無呼吸症候群の話の方が多かったかな。無呼吸なら今から10年前に重度と診断されてるからね、聞かれれば答えられることはあるのよね。病院だとシーバップとかマウスピースを薦められるんだけど、僕の持論としてはまずは痩せることで、太っていないのに無呼吸になる人は、骨格の調整と言うのかな、とにかくは鼻やら喉やらの位置がズレているのかもしれないってことを疑うといいと思っている。長年生きているとズレるからね、骨って。それって医者だと気づかないのよ。みたいなことをお話したり。

まぁ何はともあれ、大事なことなので言うのは二度目になるけども、こんな僕を慕ってくれているだなんて有難い限り。もし僕が死んだとしても彼女は葬式には来てくれるであろうと思っている。彼女の耳に届けばの話だけどな。