我が子の成長

僕が仕事から帰ってきてから一番最初におこなうのは我が子をお風呂に入れること。いつからか、子供をお風呂に入れるのは僕の役目になった。

子供の身体を毎日のように洗っていると、その変化に気づきやすくなる。太ももにあったしわが1本減ってるなとか、お腹まわりに肉がつきはじめたなとか、髪の毛が生えてきたなとか。肌の湿疹や鼻の穴の詰まりに気づいたりもするけれど、それ以外は全て子供の成長の過程を目にしているということなんだろうね。服がパツパツになりつつあるのも頷ける。
変化があるのは外見だけでは無くて、行動にもそれが現れている。一番驚いたのは、一緒にお風呂につかっている最中にやけに下を向くようになったこと。最初はたまたま下を向いちゃったのかなと思っていたけれど、よく観察してみると、首を下に向けてお湯に口をつけ、それを飲んでるんだよね。うわマジかよと思って風呂から出たあとに笑いながら妻に報告したら「飲ませないでよ」と。次の日からは注意するようにしているけれど、身体を洗っている最中に僕の腕に口をつけて腕についているお湯を舐め始めたのはどうすべきかと。これはお風呂のなかのお湯では無くてシャワーのものだからまだセーフかなと思いつつも、ボディーソープが交じっている可能性もあるわけなので、なるべく舐めさせないようにしている。お風呂のお湯を飲むだなんてどこで覚えたんだろうか。僕は教えて無いんだけどなぁ。

子供の成長は早いというけれど、ホントだね。まだ生まれてから4か月だけど、徐々に首が座りつつある。歌を歌うと喜ぶのは相変わらずだけど、そのうち「お父さん臭いから嫌い!」とか言うようになるのかな。
服もサイズが大きくなり、布団も大きなものに変えて、お母さんの自転車を買い変えて、部屋もそれなりに大きくしないとならないな、なんてことを考えていると、貯金しなきゃなと思う。我が子の成長とはつまりお金がかかるということ。そこかい。