「美味しかった?」

金曜日、火曜日と、2営業日連続で例のお弁当屋さんでお弁当を買っている。事務所の最寄駅で電車を降りてその足で買いに行ってるもんだから、ちょっと時間が早すぎるんだろうね。広いテーブルにお弁当は3種類しか置いてないの。なので今日はいつもより30分も遅く家を出て電車に乗ったのに、いつもより5~10分しか遅く到着できなかった。なんだよ電車、どうなってんだよ、はえぇじゃねぇか。でもまぁ着いちゃったもんはしゃーないってことで、今日も元気にお弁当屋さんに行ったんだけど、注文したお弁当を渡してもらうときにさ、おじさんが「昨日は美味しかった?」と声をかけてくれた。嬉しかったね~。僕は背が高くて目は一重(奥二重)で口角下がった仏頂面なので、他人から声をかけられることなんてまず無いのよ。だから喜び2倍。高見山が言ってたのは2枚だっけ?アレ2倍って言ってるのかな?まぁいいや。2年くらい前に事務所の近くの細い道で若い女子に声をかけられたんだけど、それも何かの罠だと思ったくらい、知らん人から声なんてかけられない。ま、そのヤングなガールからは道を聞かれたんだけどね。で、話を戻すと、おじさんが話しかけてくれたもんで笑顔で返事をしたんだけど、「美味しかったです」としか言えなかった自分が残念でな。もっとこう、なんつーの?気の利いたことが言えればよかったのにと思ってさ。気の利いたことが何なのかは分からんけども、たとえば「もちろんですとも!」かもしれないし、「目が飛び出ました」かもしれないし、「美味しすぎて顎落ちました」かもしれないね。ほれ見たことか、気の利いたこと言えなくて良かったろ。結果オーライだわな。無難な返事で良かったってことだ。

っつーことで、僕の当面の目標は、あるはずのから揚げ弁当をゲットすること。あるに決まってるんだよ、から揚げ弁当。もっと遅い時間になればテーブルの上に並ぶと思うの。だから次回は電車を降りてそのまま向かうのでは無く、一旦事務所に行って仕事をしてから昼前あたりに仕事を抜け出して買いに行こうと思う。その頃には行列になってなきゃいいなと思いつつ、既に気持ちは明日に向かっている。