世のお父さん

先週の平日、ヤボ用につき遅めに出勤する日があった。その日の朝、8:30頃だったかな、我が子を抱っこしたままベランダに出て外を眺めていたら、ちょうど幼稚園やら保育園への送迎の時間だったらしく、道行くたくさんの親子を見かけた。しばらく眺めていて気づいたのは、そのほとんどがお父さんとお子さんの組み合わせだったこと。気になって途中からカウントを始めたんだけど、7組中5組がその組み合わせだった。なんだろう、お父さんの出勤時間が遅めなのか、自宅作業なのか、職場が近いのか。確か木曜日あたりだったから休みってことは無いだろうなーと。
まぁ理由はどうあれ、なんかいいなと思えた。その頃はそんなこと、まだほとんど意識していなかったから記憶も薄いもんだけど、何年か前は世の中的にお父さんの育児への参加が叫ばれていたと思う。「お父さんにも育児休暇を!」みたいな。だからお父さんが送迎している姿をこれほどまでに目撃するとは思っていなかった。まだまだ「子育てイコールお母さん」なのかと思っていた。
まぁ子供の送り迎え以外にも子育ての範疇に含まれるものはたくさんあるからさ、どこからどこまでお父さんたちが担当しているのかは分からんけども、それはそれとして、なんだかいいものを見たし、少し身が引き締まる思いがした。お父さんもお母さんも無く、お互いがお互いを思いやって、それぞれにできることをやれればいいね。