お盆休みに思う

世間はお盆休み真っ只中のようで、仕事への行き帰りの電車が空いていてとても良い。いつもこのくらいならいいのになと思う。

お盆休みってのは国民の休日に定められているわけでも何でも無いのに、多くの会社が申し合わせたかのようにお休みを取る。先祖供養、先祖崇拝のためのものがお盆だと認識してるんだけど、その期間をお休みにしてくれて、世間もそれを認めてくれているだなんて素晴らしいことだなと思う。「みんな、ご先祖様を大切にしようね」ってことだもんね。もっと言えば、新嘗祭とかさ、この国固有の行事は他にもいろいろあるんだからさ、そっちもぜひ大切にしていただきたいなとは思うけども。
で、僕はどうかというと、社会人になってからお盆休みというものを経験したことが無い。大学を出て最初に入った会社はお菓子屋さんで、僕は鎌倉のお店で販売をしてたからさ、シフト制だったのよ。なのでお盆休みなんてものは無かった。で、会社を辞めてフリーランスになってからは仕事も休みも無い状態というか、毎日が仕事で毎日が休みみたいなもんだったから、やはりお盆休みという概念は無かった。で、法人化して現在に至るんだけど、仕事の内容が企業サイトの運用作業だからさ、カレンダー通りなんだよね。ゴールデンウィークは休みだけど、お盆は休みじゃ無いの。今日も元気に出社しているよ。

でさ、今日の日記で何が言いたいのかというと、いつも通り、特に何も言いたくは無いんだけどさ、強いて言うならば、この暑い時期に国民あげてお休みを取るってのはいいことだなと思うの。暑すぎるとか、寒すぎるとか、台風で危険だとか、乳牛がUFOにさらわれてるとかさ、そういった「普通じゃ無い日」は家から出ない方がいいと思うんだよね。なのでとても良いものだと思っている。で、さっき言ったことと少し被るけれど、このお盆休み、出来うれば、どこかに遊びに行くだけの期間として使うのでは無く、ご先祖様の供養や感謝の気持ちを持ちつつお過ごしいただければなと思う。祈ること、それがこの国のキモであって、そうやってこの国はまわって行くんだと思っている。