入院11日目(退院)

舌癌が首のリンパに転移したことによる頸部リンパ節郭清術を受けた今回の入院も今日で終わり。10時前に退院をして、もう既に事務所で仕事をしている。懸念していた微熱も今は大丈夫。ただ昨日の夜から痛風の発作が出ていて、手術した首よりも痛風の方がやべぇ感じ。だから(看護師さんに)言ったのに。喉が痛くて水が飲めていないので痛風の発作が出ないかが心配なんですけどと男の看護師さんに伝えておいたのに、あいつ何もしねぇんだもん。そしたら案の定だよ。水を飲むことができていないので、その分を点滴で補っていただけませんか?とか、血を抜いて尿酸値を調べてもらえませんかね?とまで言わないとダメなのかね。んもー、せっかく退院できたのに、これじゃあ週末に妻の実家に行けないかもしれないじゃんか。それ以前にスーパーに買い物に行ったりもろもろのことも大変なんですけどー。ってことで、今日は事務所から自宅までタクシーで帰る。今のうちにネットスーパーで頼んでおけば明日の午前中に食材届くかな。調べてみよう。

っつーことで今回の入院について簡単にまとめると、頸部リンパ節郭清術は舌癌の手術とは違って、術後すぐに喋ることができる。食べ物と飲み物は全身麻酔の際に喉に入れる管次第かな。僕は管によって喉が腫れあがったから術後1週間以上は何かを飲み込む動作が非常に辛かったけども。管の影響を受けない人であれば大丈夫なんじゃなかろうか。知らんけど。手術した跡は正直痛みを感じない。切った部分とその周囲の感覚が麻痺しているので痛く無い。手術の影響で唇が動かなくなったり肩が上がらなくなったりする。僕の場合は前者は今でも動かない。後者はまずまず動く。ストレッチを重ねることでかなり回復するものと思っている。手術で切った付近は硬くふくらんでいる。顔がむくんで見える。というかむくんでいる。でもこれはほっときゃ治るみたいなのでほっといてる。こんなもんかなー。
傷跡はもちろん残るみたいだから、我が子が大きくなった際に「〇〇ちゃんのお父さんの首が気持ちわる~い!」みたいに言われるかもしれんなとは思っている。僕は全然問題無いんだけど(気持ち悪いだろうから)、そうなったら我が子がちょっとかわいそうだよなーと、取り越し苦労をしているところ。まぁどちらにしても他の子の両親とは年齢がかけ離れてるんだから、手術してようがしてなかろうが、どちらにしてもいじられんのかな。「そうだよ、うちのお父さんはもうおじいちゃんなんだよ。」くらいに言ってくれれば頼もしい。